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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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1519/1633

1518話

 その二日後の配信だ。今度は48階層に挑む予定だ。さっさと配信を始めるか〜。


「45階層Nowってことでさっさと48階層に行こうかー」


 さっさと50階層まで突破したいところだ。肉塊が出る46階層を通ることになる。その肉塊を即座に殺すために、毒が必要になる。その毒を作るのに、一日開けないといけない。その準備に時間がかかるから、あまりこの階層は好きではない。


 46階層を毒で殲滅し、47階層は婆娑羅の魔法で瞬殺した。何か、これというものを見せる必要はない。そのため、効率重視で殺していく。そして48階層に到着するのだった。かかった時間はわずか30分だ。カメラマンの移動に時間がかかったのが欠点だな。


 48階層にいるのはカマキリだ。

「カマキリか・・・」


 鎌に風魔法が付与される。魔法は使ってこないことから騎士の攻撃みたいな感じか。羽を羽ばたかせるのだった。地面から数cm体を浮かせ、突進をしてくる。シールドを出し突進を防ぐと同時に、カメラマンに下がるように命令する。


 カメラマンに攻撃が向いた時が厄介だ。そっちに向かないように戦わないといけない。騎士とか召喚してカメラマンを守らせるか。とりあえず、全部が終わってからだな。


 シールドを出したまま数歩後ろに下がる。風魔法を纏った鎌を振り下ろすのだった。もちろん空振りで終わるのだが、地面に穴が開く。鎌に使われている風魔法の仕業だ。風魔法が土を吹き飛ばすことで、埋まることをなくしている。


 ただの振り下ろしではない。風魔法により空気抵抗が減らされているのだった。それにより振り下ろしの速度が上昇している。対処法はいくつでもある


 刀からショットガンに切り替える。チョークが閉まっている弾を用意し、リロードをするのだった。鎌での振り下ろしがやってくる。振り下ろしてくるカマキリの腕前にシールドを出す。そうすることで加速ができず、威力も中途半端にな振り下ろしになった。


 加速ができずに中途半端な位置で止まるカマキリが出来上がる。その鎌は俺に当たることなく空中で停止している。


 チェックメイトだ。カマキリの顔面にショットガンを打ち込み、完全に破壊をするのだった。破壊された頭部から黄色い体液が噴出する。シールドを解除に鎌がついている間接にもショットガンを打ち込み破壊するのだった。


 頭部と両鎌を失ったカマキリを放置し、後ろに下がる。倒れはしない。ドロップにも変わらないのだった。だが次の瞬間、そのカマキリの姿は異形にわかるのだった。


 頭部には何もない状態だが、カマキリの鎌があった部分からは、黒く細長くしなやかなものが現れる。まるで鞭のようだ。その鞭のようなものがカマキリの体液を纏いながら出てきたのだった。その鞭は、足元に落ちている鎌に纏わり付き鎌を装備するのだった。

誤字脱字があればしていただけると幸いです。

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