表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1511/1633

1510話

「使いやすいでしょ?じゃあ、返してね」


 婆娑羅から光魔法をまとめた魔本ルーズリーフをまとめたものを回収する。

「うちにも魔法を使えたらな・・・」

「使えるでしょ?」

「使えるかな?」


 自信がないのだろう。

「今何時間?」

「30分です」


「企画変更!婆娑羅に魔法が使えるのかの確認をしようかな?階層の移動かな」


 まだ誰も到達していない40階層を殲滅し、邪魔なオブジェクトを切り落とす。


「槍で魔法を使う感じでやってみて」


 極太のビームが出るのだった。俺的にはそっちの方がかっこいいと思うけどな〜。

「細かい魔法を使いたい」


 あの蒼炎の時には、普通に使えていたよな・・・。

「イメージは?」

「魔法を使うとイメージしてる」


「魔力操作は?」

「あまりしていない」

「それが悪さをしている可能性があるね」


 外部端末のものを経由して魔法を放っている。それにより、魔法の出力コントロールができていない可能性だ。武器を使う上で、気力や魔力を流すのは当たり前のことだ。そこから魔力をとって、属性に変えている。


 それにより、出力が固定化されている可能性だ。流す魔力を制限すれば、魔法のコントロールができるのではないか?という考えだ。100の出力で出されているものを10とかに減らすイメージだ。


 ・・・この考えがあっていた時、あの蒼炎の槍から放たれた魔法って、最大出力じゃなかったってことだよな・・・。おそろしいわ〜


「とりあえず、検証がいるから魔法をイメージして使ってみて、とりあえずボールをイメージして」

「ボールボール」


 ブツブツと呟きながら魔法を作っていく。完成したのは、巨大なボールだった。

「放っていいよ」

「どこに?」

「前」


 婆娑羅が指の刺した方向に魔法を放つ。スピードが遅い。もっとスピードがあってもいいと思うけどなー。

「今日だけで威力調節は絶対にむり、だから他の考え方を加えるよ」


 魔法の能力変化だ。空中に大きめの土魔法を作り出す

「まずは、俺流魔法の座学を始めるよ。これが婆娑羅がさっき作った魔法だとする」


 そして横に通常サイズのアースボールを作り出す。

「こっちが通常サイズね。婆娑羅の場合は無駄が多いって感じ。魔力の能力を振り分けていないって感じかな?」



「魔力の使える量を100とするでしょ?大きさ、速さ、硬さ、操作のしやすさの4つのパラメーターがあるって考えてるんだよね?で、基本は全部25で振り分けられていると考えてね。ここまではいい?」

「ああ」

「で婆娑羅の場合は、ネジが飛んでいるから魔力量が500ある。けど今制御しているのが100だけだから、残りの400はどうなる?」


「均等に分散される?」

「全部大きさに振られている」

「とりあえずは、このステータスを振ってみることを意識すればいいと思うよ」


「・・・爆発とかは?」

「できると思うけど、おすすめはしないかな?」


 ライトジャベリンを用意し、スピードサイズに全振りし、おまけで爆発を付けたものを作り出す。そしてすぎに爆発するのだった。

「条件設定をしないと即座に爆発するから、体が吹き飛ぶよ」


 だから慣れてからしないとね。

「お前の場合は、大きさとか自由だっただろ?」

「あれはね、魔力を多めに流しているからかな。通常が100だとすれば、俺が流すのは150とか200とかの魔力を流しているからねー。婆娑羅の場合は、100からスタートしていくはずが500とか1,000とかからスタートしているからめんどくさいことになっているんだよ・・・」


 とりあえず、弱くすることを教えてから、節約方法を教えてけばいい。あと、1つ思いついたことがあった。


 指先を基準として、火魔法でブレードを作り出す。それを振り下ろすのだった。ちょっと遅延はあるが、確実に思った通りの移動をしてくれるため、ちょうどいい感じになりそうだな。刀とかでリーチを伸ばす方法だが、腕で行っても問題ないようだ。刀がなくなった時にちょうどよさそうだな。

誤字脱字があればしていただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ