123話
食糧ダンジョンも行ってみたい気もしている。魔物系の食材は全て美味しいらしい。さらに特産品として売られていたものはもっと美味しく、低階層から生息しているようだ。青森ではリンゴのドロップが多くなるとかそんな感じだ。
運が良くなかったらマジックバッグは落ちない。そして普通のバッグで行くとしても持って帰ることのできる量が限られている。ここで、持って帰ることのできる数に制限されているのがわかる。さらにここに50%は強制買い取りの法律がある。これは生産者が困らないように作られた法律だ。
最初はそれがなく、生産者が減ってしまっていたのだが、これができた影響で離職率も減少してきているらしい。と言っても、若者の就職率は格段と減少中ではあるようだ。
テストとテスト返しが終わり、11月になろうとしていた。その前には台風が接近することがあり、学校が休校になるといったことが起きたぐらいしかハプニングはなかった。来月はクリスマスだ。と言っても日本でカップルがイチャイチャする日とかしている。
それにはダンジョンも影響している。ダンジョンがカップル絶対殺すマンと化すのだ。もちろんカップルだけではなく一般人もだ。海外のキリスト教が布教している地域ではこの日にはダンジョンに潜ることができなくなる。だが、日本の宗教は仏教と言ってもいい。それか無宗教だ。そのため、24日にはダンジョンに潜ることができるようになっている。
その分海外からダンジョンに潜るためにくる人も一定数いるらしい。ダンジョンの凶暴化では、攻撃性が上がったり、武器を確実に持っていたりする。そのため、稼ぎどきだと考える人もおり、そのせいで救急車が絶えず移動するといったことが起きる。
基本ドロップに武器が追加されるのだ。それはもう、結構な収入だ。そのため、俺も稼ぎに行きたい・・・。そう思っていたのだが、学校がある。しかもその日に出ないと宿題が配布されないといった鬼仕様だ。そのため学校に行かなければ宿題を出すことができず、居残りが確定する。
わざわざ居残りするぐらいであれば、家に帰りゴロゴロしたい。そのため仕方がなしに学校に行く予定にしている。ダンジョンに行こうとしているわけなのだが、今日は、10階まで行くつもりだ。10階のボスモンスターは蛇だ。しかも大蛇だ。蛇の弱点としては氷になる。そのため、戦う時間がかかりそうだ・・・。
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