120話
イレギュラーボスと言っても強さは制限されている。そのため強くても3階分程度まで離れることになる。ということは強くても9階か・・・。多分勝てるな・・・。改めて考えてみるとこんな発想に至った。と言っても時間をかけるわけにもいかないのでさっさと終わらせるため、刀も全て解放させる。
と出てきたのは、オークとそのオークよりもでかいオークだ。それはオークリーダーだ。しかも俺の持っているオークリーダーよりひと回りでかい。しかも脂肪ではなく筋肉質なのも羨ましいところだ。オーク5体にリーダー1体だ。さっさと殺そうと思い。ファイヤーランスを飛ばす。
だが、リーダーの持っていた片手剣により、真ん中から折られ消えていく。誰かが、2体を相手にすることで戦いやすくなると思いたいのだが、戦い慣れていない狼に1体の相手はできるのだろうか?団体で戦いながらそう感じている。
幸いなことに遠距離はおらず、近距離と中距離ばかりだ。しかも中距離にいるのは槍を持っているものだけで、残りが近距離となっている、パーティーのバランスがおかしいのだが、これでは魔術師の方もやられる可能性が跳ね上がる。騎士の方は、なんとか有利に戦いを持っていくことができている。そのため時間はかかるが、倒すことができるだろう。そしてコマンダーでは、少し不利になってきているが、ゴブリンに犠牲を出しながらなんとか持ち堪えている状態だ。もしゴブリンが尽きると危ない。
最後に狼だが、危ない場面が何度かあったのだが魔術師の助けでなんとか持ち堪えている感じだ。最初の1体は抜刀で首を刎ねることで殺すことができた。そして、首を失った死体を蹴り元の場所まで戻る。やっぱりもう少し近距離戦闘ができるものがいるか・・・。
わかっていたのだが、6階のオークより硬い。なんとか、切り落とすことができたのだが、少し腕が震える。俺は2体を相手に戦っているわけだが、オーク側がバランスを崩している際に攻撃を仕掛けようとするがそれを妨害されることを繰り返している。
手助けに行こうとしても妨害される。そのため、一瞬で殺すことで1対1の状況に持ち込みたい。近づかせまいと魔法を放つのだが、それも近づきながら片手剣や拳で打ち消される。だが、ピンチというわけではない。俺の攻撃を与えることができているのに対し、相手の攻撃は当たっていない。一応有利?と言ってもいい状態だ。
少し、後ろに下がり一旦刀をしまい。抜刀をするために刀に手をやる。
誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。
ということでイレギュラーボスはオークリーダーでしたー!!
イレギュラーボスの設定書いてなかった。
設定:階層+3ぐらいの力を持っている。
そのため、やってきてすぐにそれに当たると死ぬ危険がある。
ジョブを変更してから舐めて戦う人もおり、危険が高いとされている。




