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  作者: 夜府花使
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07 幽霊とミイラの夢

 場所はイギリス、幽霊てんこもりで有名なロンドン塔に行く夢でした。


 最初は家族と一緒に城内を廻っていたのですが、気が付いたら家族は居なくなっていて、周囲がだんだん薄暗くなっていくので凄く怖いなーと思っていたら、なんか幽霊っぽい女の人が傍に居たんです。幽霊というか、どう見てもミイラが古めかしいドレスを着てそのまま動き廻ってる感じ。


 仮名ミイラさん。


 このミイラさん、どういうわけか気さくに話しかけてくる。


「怖いわねー、幽霊でも出そうだわ~。だけど出口が見つからないのよぅ」


 とか言ってる。


 内心ではアンタがゆーなと突っ込みを入れつつ「そ、そうですねぇ」と話を合わせる私。

 するとそこにいかにもあからさまに幽霊な感じの人が現れました。

 だけどミイラさんは気にした様子もなく、


「あら、係員の人かしら。あの人についていけばここから出られるかも」


 なんて言いながら幽霊の後を付いて行ってしまいました。


 一瞬ホッとしたのですが、しかしたった一人きりになってしまうと、それも怖くて泣きそうに……。

 するとミイラさんが戻ってきて、


「なんだかさっきの係員、生きてる人間じゃなくて幽霊かも。怖いから帰って来ちゃったわ」


 って。


 嬉しいようなやっぱり怖いよーな。

 あわあわ状態で過ごしている夢でした。

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