第4話 TS吸血鬼さんと探索2
ボクは廃墟に戻る際廃墟の近くの森から煙が上がっているのが見えた
「煙?もしかして火事!?」
ボクは急いで煙が上がっている場所へ向かった
道中大量のスライムがいたが全て〈ブラッドアロー〉で薙ぎ倒していった
「ついた」
ボクは煙が上がっていた場所についた
そこには誰かがここで火を使った後があった
「誰かいるの?」
ボクは周りを見渡したが誰もいなかった
「うーん ちょっと怖いけど廃墟に戻ろうかな」
ボクは周りを警戒しつつ廃墟に戻って行った
「えっ なにこれ」
ボクが廃墟に戻ると廃墟が何者かによって荒らされていた
いや廃墟は元々荒れてるから廃墟と呼ばれるけど戻ってきたら廃墟というか残骸というかなんというか呼び方が分からないくらい原型が無かった
「誰がこんな事を」
ボクは廃墟の残骸から最低限使えそうな物をアイテムボックスにしまって今日の寝床を探すことにした
ボクは廃墟近くの森の奥に洞窟を見つけた
「とりあえず奥まで行ってみようかな」
ボクは恐る恐る洞窟の奥に入っていった
洞窟の通路は中々の広さがあり十分寝泊まりが出来そうだった
「うーん案外奥まで遠いなぁ」
ボクはモンスターすらいない道をひたすら歩いた
(暗いであろう洞窟を茜が進める理由は吸血鬼だからであり本人はこの洞窟が暗いことは気づいていなかった)
洞窟の最深部についたボクは何かの気配を察知した
ボクは注意深く見てみるとそこには赤色の大型のスライムがいた
「なんかあのスライム随分大きくない?
ボクの身長より大きいような」
スライムは普通に3m以上の大きさだった
とてもボクには倒せるような気がしなくてボクは道を引き返そうとして後ろを向いた
すると来たはずの道が無かった
「えっ なんで道が無いの!!? ここから来たはずなのに」
ボクは大きな声で叫んだ
するとスライムも気づいたらしくボク目掛けて2本の触手を高速で伸ばしてきた
ボクはギリギリで細い道からスライムがいる大きめの広間に避けた
1本は避けれたがもう1本触手はボクの右腕に当たってボクはバランスを崩して転んでしまった
「戦うしかないか」
ボクは仕方なくスライムと戦うことになった
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橋崎 茜 レベル2→5
性別:女 種族:吸血鬼の真祖
HP 25/35
MP 25/25
攻撃力 5
防御力 5
素早さ 10
魔法力 15
賢さ 10
運 200
残りステータスポイント:60
〈種族固有スキル〉
吸血魔法 Lv3 日光無効
状態異常耐性 Lv1 飛行 Lv3
〈固有スキル〉
アイテムボックスLv4 鑑定Lv4
全言語理解
〈スキル〉
魔力の心得 Lv3
〈取得可能スキル〉
無詠唱:95ポイント 詠唱省略:50ポイント
調合:12ポイント 探索:10ポイント
隠密:5ポイント
残りスキルポイントは40です
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