第2話 TS吸血鬼さんと初戦闘
ボクは廃墟を出た すると周りに広がっていた光景は海だった
「えっと 海? ここ孤島なの?」
ボクは海を渡る手段は飛ぶことしか出来ない訳だがどこまで続いているか分からない海を少ないMPで渡ろうとする程勇気はなかった
「どうしよう 本格的に脱出できないかも」
ボクが考えていると近くの茂みがゴソゴソと音を立てた
「物音っ」
ボクは後ろを振り向くとスライムらしき生物がいた
「スライムみたいだけど...〈鑑定〉」
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個体名 ブルースライム Lv1
HP150/150
MP0/0
〈これ以上の情報は表示できません〉
〈スキル〉
〈これ以上の情報は表示できません〉
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「えっ ボクと比べてHP高すぎない?」
そうしているとスライムは僕目掛けてタックルをしてきた
ボクの胴体にスライムのタックルが直撃した
「痛っ くない?」
ボクはステータスを見たがHPは一切減っていなかった
「スライムの攻撃力は殆どないみたいだね」
ボクは魔法の詠唱を始めた
「血よ 我の願いに応じ 敵を撃て 〈ブラッドアロー〉」
ボクの吸血魔法が直撃しスライムが吹き飛んだ
「あれ 威力高すぎたかな?」
ボクはMPの調節を間違えたみたいだ
「ん これは」
ボクはスライムの残骸の上に転がっていた石を拾った
「〈鑑定〉」
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スライムの魔石 レア度1
砕くとポーションの素材になる
スライム系統のモンスターからドロップする
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「今更だけどつくづくゲームみたいだよね」
謎の鑑定システムやモンスターにLv色々なことがゲームみたいで本当はこの世界はゲームでは無いかと思えてきた
「まぁ そんな事ないか ってもうこんな時間!?」
外は日が沈み初め段々と暗くなってきた
ボクは急いで廃墟に戻り夜を明かすことにした
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橋崎 茜 レベル1→2
性別:女 種族:吸血鬼の真祖
HP 35/35
MP 25/25
攻撃力 5
防御力 5
素早さ 10
魔法力 15
賢さ 10
運 200
残りステータスポイント:15
〈種族固有スキル〉
吸血魔法 Lv3 日光無効
状態異常耐性 Lv1 飛行 Lv3
〈固有スキル〉
アイテムボックスLv4 鑑定Lv4
全言語理解
〈スキル〉
魔力の心得 Lv3
〈取得可能スキル〉
無詠唱:95ポイント 詠唱省略:50ポイント
調合:12ポイント
残りスキルポイントは10です
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