第八話
魔物は自作なので気にしないで下さい。
たまにゴブリンとかそういう系の、定番の魔物は出てくる事がありまふ。
「ふみ!きらり!ここが学校だよ」
「へー、ここが!凄いおっきい御屋敷」
「さ、教室までワープ…念魔法で!」
シュンっ!って音が鳴って教室に着くのはいつもの事だよね…
「まろさ…まろちゃんおはよう!」
「この学校を守ってくれてありがとう!」(クラス全員)
「え?」
「魔法使って守ってくれてたんでしょ?」
「へ?……あ、うん」
ガララララ…ピシャン
「おはようございます。今日は転校生が来ているので紹介しますね。ふみさん、きらりさん」
「はいっ」
「はあい」
お、二人が入ってきた…
「転校生の華堂光麗さんと華堂風美さんです」
うんうん…まぁ、私は知ってるけどね。
「それと…お知らせです。皆さんは知っていると思いますが、この世界に変な生き物…我々は魔物とよんでいます───が、入って来ました。気を付けるように。今日の授業は魔物と戦うために皆さんのステータスを確認する日です」
「おおおおおー!」(クラス全員)
・・・
「では、出席番号順にこちらへ来てください」
あ、あの水晶みたいなので見るのかな…
「では、まず先生がやります。皆さんは真似してください──能力・板……はい。ここに銀色の板が出て来ましたね。これを手に持つと…ステータスが見れます。では、皆さんもやりましょう」
そうして、ステータスを確認したのだった。
「────はい。皆さん見ましたね?職業が魔法使い、魔道士、賢者、魔女だったひとは5-2へ行ってください。職業が剣士、斧使い、槍使いだった人はここに残って下さい。それ以外の方は5-1へ行ってください」
じゃあ、私は2組か〜…
「あ、まろさん、ななさん、きらりさん、ふみさんは校長室へ行ってください」
「「「「はい」」」」
なんでだろ…?それなら!
「未来予知………わぁっ!」
「まろ、どーしたの?」
「私たち特大戦力に選ばれたんだって 」
「わ、凄い…うれしーっ!」
────まろたちは高い声で話しながら、校長室へ向かったのだった。
「失礼しまーす!まろとななと…」
「─入りなさい」
「貴方たちは昨日、学校を──いえ、生徒達の命を守りました。あの状況で被害なく静かに収められたのは素晴らしい事ですね」
「そして、貴方たちの強さ…とても強いですね。その為、学校の特大戦力に認定します。えー、それとまろさんときらりさんは5-2へ行ってください。魔法の授業を頼みます。ななさんとふみさんは5-3へ行って、剣、槍、斧の授業をしてください」
「───っ!はい…!」
やった…私達…先生っ!先生だあ…
「ありがとうございました!」