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目指すもの



僕は迷いに迷った。


このタイミングで料理の仕事に就けない


と言うことは料理を仕事にするな


と言うお告げなのかなとか


やはり良い場所に勤めるには


料理学校に入った方がいいのかとか、、、


でもこれ以上、家に迷惑も掛けられないし


世帯主が学生というのも変だなと、、


母は心配せず一緒に店をしたら良いと言う。


でも僕はそれなら母を超えられないと思った。


どうせ母の店を継いで料理をするなら


母の店を守ることより母を超えたかった。


お客さんに一番喜んでもらえる


料理を作りたいと。


その時ふと思い出したのは小さい頃


いつも父が母と僕を連れて行ってくれた


あのレストランだった。


美味しい料理と楽しい雰囲気


あんな料理が作れたらなと思った。


そこで僕はなんとかそこに就職出来ないか


調べてみた。


なんとか面接にこぎつけ料理長と話をした。


その方はフレンドリーに話してくれ


最後にこう言った。


「河野くんが思ってるより厳しいと思うで俺


けど河野くんが将来困らんようにはするから」


料理の世界で21歳から学ぶことは


決して早いとは言えない。


ヘタレな僕はまずは慣れるまでと言う


料理長の勧めもありアルバイトから


始めることになった。


初心者でアルバイトなのに僕は


途方もない目標を決めた。


いつか必ず父が連れて行ってくれた


このレストランの料理長になると。


こうしてまるで今で言うフリーターの先駆け


みたいな生活が始まった。

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お読みになって頂きありがとうございます 小説家になろう 勝手にランキング
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