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悪の華になる筈だった彼女を綴る  作者: 如月瑠宮
王太子の部(完)
9/38

真実の美、醜悪の華~産まれる

 自分が産まれたのは激しい雨の日だったそうです。王太子となる可能性のある子供の誕生の場としては少々暗い部屋の中で私は産まれました。その時の事を母は嬉しそうに話してくれます。暗い部屋の中が明るくなったように思ったのだと言ってくれました。母が喜んでくれたのならば私は私としてとても嬉しいと思います。勿論、王太子としての模範回答もそうでしょうが、本心から思うのです。そして、王子誕生の一報は国民に届けられ、国中が歓喜に満ちたと聞きます。その報が民に届けられた時、雨が上がったとも。

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