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私の産んだ悪の華~続娘幕

 ねぇ、王妃様・・・ここではお姉様とお呼びしても良い?あぁ、良かった。お姉様、私はお姉様にとっても気持ちの悪い妹でしたでしょう。でも、その気持ち悪さに飲まれる事無く私を愛してくれましたわ。そして、陛下・・・お義兄様に愛されたお姉様は私の自慢ですの。だから、娘が王太子の婚約者になり、悪役にならないように精一杯の努力をしましたわ。尤も、努力などと言うには傲慢な事であります。娘は自ら己を磨きましたし・・・殿下を射止めたのは娘の魅力です。

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