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悪の華になる筈だった彼女を綴る  作者: 如月瑠宮
侍女の部(完)
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悪になりえない麗しの華~崩壊

 愚かな娘、私から貴女に餞を差し上げましょう。貴女は一応、曲がりなりにも貴族のご令嬢なので処刑方はギロチンだそうです。良かったですね。ギロチンの刃が降りた瞬間には天国に行ってらっしゃると思いますよ。貴女が天国に相応しい人間かは分かりかねますが。まぁ、悪女としては歴史に名を残せるでしょう。貴女は嫌かもしれませんけど。それでも、私は喜ばしいのですよ。貴女のような身の程知らずが今後現れる事が抑えられるならば・・・誠にありがとうございます。

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