表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪の華になる筈だった彼女を綴る  作者: 如月瑠宮
侍女の部(完)
29/38

悪になりえない麗しの華~私刑

 どうしようか悩んでいたが見てくれが変わってしまってはこの私刑が知られてしまう。それは許されないのだ。お嬢様の不利益になってはならない。目の前の愚かな娘はビクビクと私を見ている。そんなに私が怖いか。こんなので喧嘩を売っていたのかと思うと愚かし過ぎる行為だと呆れるしかない。私は出来る限り優しい声で話し掛ける事にした。気分はどう?と我ながら甘やかな声になってくれたと思う。そう言えば、お嬢様は私の声を気に入って下さっている。まぁ、今目の前に居る娘は真っ青になっているけど。失礼な娘である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ