前へ目次 次へ 22/38 頂きの華は枯れてはならない~meiden 娘の最期の言葉は思わず震え上がった。私はヒロインなの。愛される存在なのよ!放して、私は愛されるの!!その叫びはひたむきさを感じられた。しかし、その様は・・・まるで悪魔のようであったのだ。可愛らしい顔立ちに甘い声の持ち主なのだ、その場に居るだけで愛される事もあるだろう。なのに、何故そのようになったのか・・・本来は天使であるべき娘だった筈。娘はどのように育ったのだろう。思い浮かんだ疑問は娘の首が落ちる音によって途切れた。