目次 次へ 1/38 私の産んだ悪の華~序幕 私は告白します。私には前世という物の記憶があります。そこにはこの世界には無い物が沢山あります。例えば・・・箱の中に物語を映す物、掌に納まってしまう遠くの人と会話の出来る物、一つの動作で火を点す物。本当に沢山ありました。ここにはありませんので少し寂しいですね・・・あぁ、告白していたのでした。その前世では「乙女ゲーム」と呼ばれるジャンルのゲームがありましたわ。チェスやカードばかりのこちらと違って、あちらのゲームは多種多様でしたので。