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死体が成るは一輪の花  作者: 白菜
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死体に咲いたコスモス

処女作です

不慣れな物です

推理かどうか分かりません


ある日、俺を大切に思い傍に居てくれた叔父が死んだ。


俺は最初は叔父が死んだとかそんなの何が何だか分からなかった。


けど葬式が行われた時確信した。それと同時に疑問が浮かび上がった。


『死体の元に花が咲いている』


という事だ。


えっ?なんで咲いてるの!?しかもコスモスって確か叔父が大切に育てていた花でよく俺にも見せてくれた・・・ってそうじゃない!なんで咲いているかなんだよ!


と一人で考え込んでいると母が近くにやってきた


「アンタねぇあんなにも良くしてくれた叔父様が死んじゃったのよ!?悲しくないわけ!?」


と云われたが勿論悲しい。いや、コスモスが気になって悲しむ暇がないんだよ・・・


とりあえず廻りは見えているのか聞いてみることにした。


「なァ母さん。彼処に咲いてるコスモスって・・・」


「ちょっとアンタなに云ってんのよ・・・コスモスなんて無いじゃない」


はっ・・・??


見えてないの・・・??


まさか俺だけェ!?!?


なんて一人で考え込んでいると叔父の死体を焼くことになった。叔父の死体と共にコスモスが運ばれていくが他の人には先程の母同様見えていないらしい。


「ちょっ、ちょっと待ってください・・・!!」


運ばれていく死体と共にコスモスが焼かれると考えると何故か駄目になる気がして少し止まってもらってコスモスに触れ自分の腕の中に抱え込んだ


「すみません・・・もう大丈夫です!」


他の人には見えないコスモスを取る、という動作は廻りから見たら変としか思われないだろう。


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