表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王と花嫁のディスタンス  作者: 遊森謡子
後書き・創作メモ
30/31

後書き・創作メモ

『魔王と花嫁のディスタンス』、いかがでしたか?

 魔王と花嫁という王道の組み合わせで、少し変わったお話を書こうと考えてみたらこうなった、という物語でした。こそこそした魔王も新しいかなって(笑) それに、魔王って誰にとっての「魔」王なんだろう? ということも以前から気になっていたので、盛り込みました。


 少し困ったのは、「魔王城」ですね。いわゆる魔王城のファブリック類を誰が作っているのかなんて、今まで考えたことなかったし、ましてや汚れたらどうするのかなんて(笑)。汚れようが破けようがそのまま、って感じ、しますよね。

 書いているうちになんとなく、イドラーバの住民は基本的に無頓着で大ざっぱ、自分たちが使う部屋や物だけきれいにしてればいいか……というイメージで落ち着きました。他国からのお客も基本的に来ないしね……主塔の階段も崩れっぱなしという……


 オリーヴの故郷フォッティニアは、実は別のお話に出てくる国です。「短編で遊ぶ森」収録の、『はよ帰れ、異世界トリッパー』。たくさんの神様がいる国で、その一人が予言の神だったのでしょう。

 それと、イドラーバの民の故郷である黒枯の森は、別の国では常闇の森と呼ばれています。竜人の住む森……はい、別作品『冷たく甘い契約』ともつながりました。森とその向こう側が、あのお話の舞台、ってことにして下さい。


 オリーヴが染み抜きに土を使う、と言っていますが、これはローマ時代の「漂白土」とか、あと日本の「酸性白土」という粘土をイメージしています。後者は油脂分などを吸着する性質を持っているそうで、明治時代の記録があるとか。脱臭もするようで、ペットのトイレ砂とか様々な用途に使われてます。中世ヨーロッパでは、染み抜き用の土を売り歩く商売もあったそうです。

 他にも、洗濯や染み抜きに使う物をいくつか調べて書きました。アンモニアとかはさすがに書くのやめた……


 オリーヴの着ているイドラーバのドレスは、Twitterで流れていた写真を見て書いたんですが、後からちゃんと調べたらテレノール・ブライダル・クチュール・ファッションウィークというパキスタンで行われたイベントの写真でした。興味のある方は検索するか、Twitterアカウント「@TBCWOfficial」をご覧になってみて下さい。エキゾチックなドレスがたくさん見られますよ!


 あと、机に本が置かれている図書室は、飯田橋の印刷博物館で開催された『ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱ』と、そこで見た教皇庁図書館のプロジェクションマッピングのイメージです。あれは素晴らしかったなぁ。


 お互いに勘違いをし、すれ違いながら少しずつ近づいていく二人を、それぞれの視点で描いていくのはとても面白かったです。時間や場所をわざと少しずつずらしたので、多少話が前後してしまいまして、読みにくかったらごめんなさいでした!


 それではまた、別のお話で……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ