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一八二五年
お戻りください。
国民が、どのようなかたちであなたのことを口に述べるかご存知ですか。
おわかりでしょう。
人も国も、ひとところに留まることはできないのです。
わたくしがこのように申し上げると、あなたのなさっていることを認めているように聞こえるでしょう。
そうではありません。
あなたはお気づきのはずです。
わたくしが申し上げることの意味を、そのお心のうちの深くで、あなたは見つけていらっしゃるのです。
もうあなたは、“皇女様”ではないのです。そのようなことは、ずいぶん昔から、ご存知だったはずです――――