◆竜の失踪 Ⅰ
「それは、何かのじょうだんか??」
『おいおい、オレを信用できねーのかよ? オレがお前に嘘をついたことがあるか?』
「・・・ない、な」
『そーだろう。オレがここに居るのだってちゃんと意味があってだな・・・』
「意味?」
『あ、いけね・・・。これはまだ秘密、な』
「はぁ!?」
自分から口を滑らしておいて、黙っておくというのはとても気にかかるものなのだ。
言った以上、責任はとってもらわないと。
オレは、くいさがらない。
「お前、自分で言っておきながらそれはないだろう。」
『いや、それはすまない。ちゃんと契約があってまだ話せないんだ。ゆるせ。』
「契約?」
それはいったい誰との?と聞こうとしてやめた。
誰かがこちらへ来る気配がしたのだ。
「おい、また後で詳しい話、聞かせてもらうぞ」
『・・・はいはい。話せることだけなら、な』
その言葉と同時に扉が開く。
「授業は終わったのか?」
「あぁ。」
そこに居たのは、この国の王子、ロイだった。
「何しにきた?せめてノックぐらいしろ」
「おいおい、用が無きゃこの部屋来ては行けないのか?・・・親友なのに・・・」
おいおい、と泣くフリをするロイにため息をつく。
「用は、ないのだな?」
「あ、待てって。今回はちゃんとあるって!」
オレの言葉を聞き、少しあわてるロイ。
これからは用が無くてもくるのか・・・。
「いや、竜たちがどっか行ったからお前のところかなーと。」
「スイとソウが?いや、来ていないが・・・」
「ん~、そうみたいだな。一体どこに行ったんだ?」
スイとソウは、まだ1人(2人)で行動してはいけない。行動するには、竜としてはまだ、幼すぎるのだ。竜は、2ヶ月ほどで1人で城の中をうろついてもいいようになるのだ。1年で外に出られる。
まだ、1ヶ月も経っていない2人は、付き添いがいるのだ。
「探すか?」
「あぁ、頼む。」
オレは、コートを取ろうとするが、ロイに止められた。
「あ、ここから読んでやれば、多分呼びかけがあるはずだ。呼びかけが無ければ、反応できない状況にいることとなるんだ。竜使いと竜は血と契約で繋がっているからな。」
「・・・そんなこと初めてきいたぞ。」
「あ、いってなかったけ?」
詫びれも無くそんなことを口にするロイ。2度目のため息をついてから、竜の名を呼んだ。
「スイ、ソウどこにいる?」
《ルシー??》《ここにいるよー》
部屋の中に声が広がる。
「おぉ、すごいな。一度で繋がるとは・・・。これには、ちょっと練習がいるんだ。すげえ相性がいいんだな。」
《ルシも来てー!》
《お母様が呼んでる》
「・・・お母様?」
また知らない単語に困惑するルシファーだった。
今までごめんなさい!!
パソコンの調子が悪くて書けませんでした!
これからは、がんばります!←何回も聞いた言葉だ・・・↓↓><
やっと、竜が出てきましたぁ
なんか、どんどん違う方向に進んでいるような・・・