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紅い瞳と竜  作者: みのり
第二章
16/28

◇授業 Ⅰ


次の日・・・。



さっそく、授業が始まった。


今日は、午前中は礼儀作法で午後からは歴史らしい。


はぁ、とため息が出る。ちなみにもう一週間の時間割ももらっている。

どこかの学校みたいだと思う。まぁ、金持ちしか行かないから俺も行ってないが。


とりあえず、朝食を済ませる。


目前では、竜たちも今日は竜型でガツガツとご飯(肉)を食べている。


竜たちのご飯は減っていくが俺の方はまったく減らない。

やはり、量が多すぎる。何回も言ってはいるのだが、ほとんど変わっていない。


今日のメニューは朝にも関わらず、パン類から始まりスクランブルエッグ、ソーセージ、果物数種類、ケーキ類、サラダもたくさん・・・・。

朝からどんだけ食わせようっていうんだ。

城に来る前は、パン一個にほかに何かひとつ付けるぐらいだったのに。


カチャカチャ、と礼儀悪く音を立ててもそもそと自分的には最後の一口を運ぶ。


扉を開け、誰も入ってこないと確認してからすっかり食べ終えている竜たちを呼ぶ。

そして、口を上向きに開けさせ料理を次々に上からそこへ落としていく。


バレると怒られるので、素早く行わないといけない作業だ。


よし、あともう少し・・・



今回は、いける!





と思ったが、最後の皿の中身を落とす前に、非常にも扉が開いてしまった。


扉を開けた主は、この光景をみて固まっている。

ロイかと思ったのだが、そこにいたのは 礼儀作法担当のアスリルだった。



「・・・な、何をなさっているのですか・・・?」


「いや・・・。食べきれなかったから・・・」


もうこれは、素直に言うしかないだろう。ほかに言い訳など思いつかない。

本日、何度目かのため息を吐いて皿をテーブルに置いた。


「もうそんな時間か?」


礼儀作法の時間はもう少し後だと思って油断した。 ゆっくり食べ過ぎたか。


「いえ、少し早めに来たのです。来て、正解でしたね・・・。」


俯いているので顔が前髪で隠れ、プルプルと体が震えているのは気のせいだろうか?


「王様が私を選んでくださった理由が分かりましたわ。ルシファー様には、基本的な事から厳しくお教えしないといけませんわね・・・!」


・・・やはり、怒っていたのか。



それから、みっちり説教といすの座り方、歩き方まで基本の中の基礎らしいを厳しく教えてもらった。 スイとソウは、アスリルを見ておびえるほどの怖さだったのは言うまでも無い。




___________________________


とりあえず、休憩時間。

といっても、敬語で話すようにとのお達しだ。


「ルシファー様は、竜使いになるまでは、何をなされていたのですか?」


「仕事か?・・・ですか?」


「ええ。」


「そうですね、ええと、仕事は転々としてました。・・・このはバレると厄介、ですから。」


なれない敬語というか、丁寧語で時々言葉に詰まる。


「そうなのですか・・・。お綺麗な色ですのに・・・。」


「 ? この色が怖くないのですか?」


「はい。私はもともとこの国の人間ではございませんから。私の国では、紅は幸せの色ですわ。

あなたが私の国で産まれていたならとても優遇されていたでしょうね。」


「紅が幸せの色・・・」


とても意外なことだった。ほかの国では、そういう考えもあるのか。

だったら、早くこの国を出たらよかった。 と後悔しても遅い。


「ですが、この国でもこれからあなたの人生も変わりますよ。」


「・・・そうでしょうか?」


「はい。・・・ですので、礼儀作法のお勉強始めましょうか。」


「・・・はい。」


それから、またみっちりと教えてもらった。






 ~おまけ~


「あの、アスリルさん。」


「はい、何でしょう?」


今は、授業が一通り終わったあとの休憩だ。


「いえ、朝食の量なんですが、どうにかなりませんか?」


「え? あれでもだいぶ減らしていると料理人から聞きましたよ。侍女達からも何であんなに食べないのかと羨ましがられるぐらいでしたよ。」


「・・・。あれでも多いと伝えておいてください。」


「1ヵ月後の紹介の席では、あれの数倍は量がありますよ。今のうちに慣れてくださいな。」


にっこりと微笑んで言われると何も言えなくなる。


俺の飯たちは、何時になったら適量になるのだろう?

当分、竜たちに食べさせることになりそうだ。



アスリルさん登場。

とりあえず、がんばってみました。

次は、なんの授業にしようかなぁ~?

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