人物紹介
この小説の第一章の登場人物についてまとめました。初めてこの物語を読む方はもちろん、第一章を読んでいる途中で登場人物が分からなくなってしまった方も是非ご確認ください。
第一章の登場人物はここに書かれている人たちのみになります。
第二章以降の登場人物は章が切り替わるごとに掲載するので、第一章以外の登場人物は読まれている章の人物紹介をご確認ください。
【人物紹介】
カレン
ブロウ村という小さな村に住む村娘。17歳。
村長の娘で、両親に溺愛されている。
亜麻色の髪をツインテールにした海のように透き通った青い瞳を持つ人間の女の子。
昔はわがままばかり言って村の人々から疎まれていたが、ツバサと出会ったことでわがままな性格がなおった。今では村の人々に愛される素直な少女である。
たまに不思議な力を発現することがある。
お守り代わりとしてツバサと川辺で拾った桃の天魔石を所持している。
ツバサ
ブロウ村に住んでいたカレンの親友。17歳。
とある事件をきっかけにカレンと引き離されてしまう。
茶髪のショートカットで、瞳が黒と藤色のオッドアイである魔族の男の子。
カレンが素直になるきっかけを作った、カレンの大事な人。
カレンと引き離されて五年が経った今でも、彼女の心に深く根付いている存在。
赤の天魔石を持っていると思われる。
ユウト
旅の途中で魔物に襲われていたカレンを助けた少年。17歳。
白茶のショートカットで大草原をそのまま閉じ込めたような若葉色の瞳を持つ天族の男の子。メガネをかけている。
カレンの仲間たちの中では一番まとも。ツッコミに追われていつも大変そう。
博識で、あまりキャメリアのことをよくわかっていないカレンのよき相方。
密林で拾った緑の天魔石を持っている。
レイカ
ユウトと行動を共にする少女。17歳。
黒髪のロングヘアーで、後頭部の藤色のリボンで編み込みをまとめている。ツバサと同じ藤色の瞳を持つ天族の女の子。メガネをかけている。
ツバサのいとこで、ツバサを探すためにユウトを連れて地上に降りてきた。
清楚な見た目ではあるが、中身は全く清楚ではない。
アカリ
カレンの前に突然現れた謎の少女。年齢不詳。
くすんだ癖っ毛の金髪を両耳の下でおさげツインテールにしており、髪の毛より少し暗めのくすんだ黄色の瞳を持つ魔族の女の子。
大体クロトと行動を共にしており、いつも一緒にいる。
クロトのことをかなり信頼している様子。
クロト
カレンの前に突然現れた謎の少年。年齢不詳。
長い黒髪をうなじのところで一つにまとめており、毒沼のような鮮やかな紫色の瞳を持つ魔族の男の子。
大体アカリと行動を共にしており、いつも一緒にいる。
カレンの前から去る時、謎の言葉を残していく。
ソヨ
カレン達の前に突然現れて突然消えた謎に包まれた旅人。年齢不詳。
ローブやフード、マフラーで隠れていて顔がよく見えないが、黒みがかった茶髪で髪の毛を左耳の下で一つに結っていることはわかっている。
声も動きも中性的で、種族は不明。性別は女性だと思われているが、それも不確実。
とても強力な魔法を扱う。
ぷるりん
白くてぷるぷるした、丸い魔物。
頭に黄色いバケツをかぶっている。
名付け親はレイカ。
プディン=スウィーテ
5000年ほど前に存在した伝説の天空四天王のうちの一人、当時の黄の四天王。
だいぶ時がたっているので、細かい年齢は本人もわからない。
鮮やかな金髪のロングヘアーだが、後頭部に大きなお団子結びがついている。深い森のような深緑の瞳を持つ天族の女性。
普段はあまり表情を変えないが、ときおり寂しそうな表情をみせる。
カレン達の旅のアドバイザーのような役割。
かつて何者かに封印されたが、5000年の時を経た今封印が解けてカレン達の前に現れた。
ブローム=フランナ
5000年前、プディン達伝説の四天王を束ねていた当時の天界の女王。
人望が厚く、みんなから慕われる良き女王だったが、天界の女王という存在自体をよく思わない者たちに命を奪われてしまう。
プディンによると、カレンと雰囲気がよく似ているらしい。
クレヴァ=イブニング
プディン達と同期である伝説の四天王のうちの一人、当時の緑の四天王。
天族の男性であることはわかっているが、今のところ細かい見た目はわからない。
ユウトの祖先。
黒龍 明良
プディン達と共にブロームに仕えていたが、途中で彼女を裏切って死に追いやった。
天族の中でも数が少ないと言われている先天性の堕天使で、男性。
一連の事件の黒幕だと思われる魔王。
2000年前に勇者一行に討たれたと人間界には伝わっているが、真実は定かでない。
サヤカ
道に迷っていたところをカレン達に助けられた少女。17歳。
明るい茶髪を橙色のリボンでポニーテールにしていて、人を魅了する月のような赤みがかった黄色の瞳をもつ魔族の女の子。
敬語を話していないと反抗的な言い方をしてしまう癖があるので、慣れている人以外には絶対に敬語を使うようにアユムに言われている。
アユム
サヤカのことをお嬢様と呼び、彼女に仕えている少年。17歳。
少しくすんだ金髪のショートカットで、アメジストのような紫色の瞳をもつ魔族の男の子。
サヤカの用事に付き添って人間界にやってきた。
紫の天魔石を持つ。