★★★シマエナガさんとタクシーさん★★★
ツッコミ タクシーさん
ボケ シマエナガさん
ゲスト 人間大の巨大なシマエナガ
舞台。東京付近のタクシー乗り場
ツッコミ「さーて、今日もあと一人で終了かな?おっ!手上げてる。あの人で終わりにするか」
ボケ 「もっふぃー」
ツッコミ「・・・・あー。今日はどちらまで」
ボケ 「あ、名前ですよね。シマエナガと申します」
ツッコミ「いや。名前聞いてないですねー。割とどうでもいいです。どこに行くのか知りたいンですけど」
ボケ 「では北海道の円山までお願い致します」
ツッコミ「すみません。群生地なのはわかるんすけど。海を渡ってまでの長距離はやってないんですよね」
ボケ 「そうでしたか。では約束の地までで良いです・・・」
ツッコミ「ごめんなさーーーい。私、あなたの約束の地、知らないんですよねーー。少し気にはなりますけどねーー」
ボケ 「わかりました。では空港までお願いします」
ツッコミ「空港までですね。了解です」
出発してしばらく無言の車内で音楽が流れる
ボケ 「・・・・・」
ツッコミ「・・・・・」
ボケ 「あれ?私が雪の妖精であるっていいましたっけ?」
ツッコミ「いや。知らねーーよ。しかも今かよ。あの話題は終わったかと思ってたわ」
ボケ 「そうなんですよ。北海道で呼ばれてましてね。つぶらな瞳でかわいいでしょう?」
ツッコミ「もっぱら普通の人間の瞳孔ですねーー。」
ボケ 「僕たち仲間は木の枝で、もふもふ、してたりするんですけど・・・あ、そうだここの道を曲がって少し待って貰っていいですか?」
ツッコミ「良いっすけど。トイレですか?」
ボケ 「ここ『相モフ』OKでしたよね? 」
ツッコミ「そんな相乗りみたいにいわれましても・・・」
ボケ 「あ、今友達が来ました。」
ツッコミ「マジカーー。また辺な人間が来るのか・・・ってうわ!!!!!!!」
人間大(2m程)の巨大なシマエナガが立っている
ボケ 「いやーー。この間、僕の家の高層マンションのベランダに留まっているのを発見しましてね。」
ツッコミ「こんな巨大なモフモフがですか?」
ボケ 「ええ、初めは雪だるまかなーと思ったんですけど。シマエナガでしたね」
ツッコミ「いや、何も『ええ』じゃないですから、雪だるまが留まってもびっくりですねーー。」
ボケ 「そうなんですよー。で、急いで子供用の虫網を用意したんです!!!」
ツッコミ「捕獲方法!!!よくそれで『行ける!』と思いましたね。この大きさは絶対無理でしょう!?」
ボケ 「ええ。途中で僕も思い直してバランスボールを使用してみました!!」
ツッコミ「捕まえる気あります?」
ボケ 「乗ってくれたら映えるかなーて」
ツッコミ「あーOKです。で、高層マンション?お客さんが大分人間なのはわかりましたが、本当に留まってたんすか?この巨大シマエナガが?」
ボケ 「そうなんですよーー。物干し竿に!」
ツッコミ「留まる場所小さいな!!。せめて手すりとかにしろよ!!」
ボケ 「びっくりしましたねーー。で、部屋の中に入れて欲しそうにこっちを見つめてたんで」
ツッコミ「まてまて、そんなことあります?ドラクエじゃないいんですから」
ボケ 「手招きしましたら入ってきましてね。そこからはご存じの通りトントン拍子ですよ」
ツッコミ「いや。全然トントンってないから。てか全然存じ上げてませんからね?」
ボケ 「虫網の次は1本釣りで捕まえちゃおうかなーて思ったんですけどね。」
ツッコミ「捕獲方法!!!!!!!!!!!!!」
ボケ 「多分今年は餌が多かったんでしょうねーー」
ツッコミ「餌って、多分・・カツ丼とかすか?」
ボケ 「ここまで大きい個体は滅多に見ませんからねー」
ツッコミ「質問には答えてくれないんすね・・・ギネス記録だわ。てかもうこれは別の個体でしょ。てか中の人間さん暑くないすっか?」
ボケ 「え。いや入ってませんけど?」
ツッコミ「はい?」
ボケ 「あ。そろそろここでいいです。後は飛んでくんで」
そのまま二人で空を飛んで行く
ツッコミ「・・・・マジカ」