第2章 登場人物おさらい
主な登場人物です。
読み飛ばしても大丈夫です!
◇エンブルク王国
○ディア=ヴォルター(子爵)17歳
本名はディアナ=アメティス。
ユエール王国のアメティス侯爵家の令嬢だが、現在は身分を隠してエンブルク王国の国立学院経営学クラスに留学中。
輝く銀髪と菫色の瞳をもつ。
ユエール王国の第1王子の婚約者だった過去があり、顔が割れている可能性が高いため、エンブルク王国では前髪を長めに下ろし、眼鏡をかける事で顔面を隠している。つもり。
転生者。中の人は元公務員。25歳くらい。
この世界が乙女ゲームだと知っており、悪役令嬢の末路を案じ、危険回避のために追放先の娼館を買収して事なきを得た。
前世ではゲームでの逆ハーエンドを攻略済だが、当時は"従者のバート"は攻略対象者ではなかった。
彼が隠しキャラとして加入するアプリの大型アップデートの前に死んでしまったため、攻略方法など何も情報がない。
○アレク=ブラウ 17歳
元の名はアレクシス=ラズライト 。
ユエール王国のラズライト侯爵家の嫡男であり、宰相子息だったが、件の娼館追放事件の責任をとり、貴族籍剥奪の上、王都追放となった。
バートにその能力を買われ、現在は彼の従者としてエンブルク王国に渡っている。
バートと共に国立学院特進クラスに在籍中。
紺色の髪に深い青の瞳。眼鏡はディアナが選んだダサい眼鏡になったが、紺色眼鏡は健在。
ディアナとの出会いは10歳。
乙女ゲームの攻略対象者のひとり。
○ランベルト=アドルフ(侯爵)17歳
ユエール王国ではバートと名乗っていた。
子爵の名を名乗る時は、ランベルト=コールとなる。
生家の役割により幼い頃からユエール王国に渡り、城の使用人として過ごしながらその様子を報告してきた。
ユエール王国第1王子に従者として選ばれたため、正体を隠したまま過ごしていたが、件の娼館追放事件をきっかけに従者を辞めた。
エンブルク王国に戻り、国立学院特進クラスに在籍中。
黒髪に鳶色の瞳をもつ。お腹も黒かもしれない。
ディアナとの出会いは10歳
乙女ゲームの攻略対象者のひとり。隠しキャラ。
○クイーヴ
セドナの情報屋仲間。ディアナの兄と意気投合した結果、その手腕をかわれてディアナの護衛となり、エンブルク王国について来た。
口が悪く、いつもディアナの侍女のハンナと揉めている。
ふわふわの茶髪に灰色がかった青い瞳。セドナ曰く平凡顔。
年齢は自称シルヴィオと同じ23歳くらい。
○ハンナ 21歳
ディアナの侍女。
アメティス侯爵家で開催されたじゃんけん大会を見事勝ち上がり、エンブルクへの随行の任を手に入れた。
主人に気安い態度の茶髪の奴といつも揉めている。
◇ユエール王国
○シルヴィオ=アメティス(侯爵)23歳
ディアナの兄。妹大好き。産まれた時天使かと思った。
銀髪に琥珀の瞳。
穏やかな顔立ちのイケメンお兄さまだが、ディアナに仇する人には容赦ない。いつか第一王子を懲らしめてやろうと思っていたが、父と共に隣国に仕事に行っている間に例の追放事件が起きた。
事件のあと、父親から爵位を譲り受け侯爵となった。
ディアナのよき理解者であり、協力者。
○セドナ
ディアナが追放された先の娼館にいた女性。
娼婦に紛れていたが本業は情報屋であり、娼館に来る貴族たちの話を娼婦から聞いて情報を集めていた。
ウエーブがかった長い茶髪と、ブルーの瞳をもつ妖艶美女。
クイーヴとは昔からの知り合い。
娼館の元オーナーであり、現在はディアナに変わって新しい店舗のオーナー代理を務める。
年齢のことは聞いてはいけない。
◆番外編 〜そんな人いたな、忘れてもいい名前〜
・サフィーロ=ユエール 別名:金色王子
ユエール王国第1王子(元)
ディアナの元婚約者。冤罪事件の主犯
現在は苦役刑の服役中。
・ジェダイト=ユエール
ユエール王国第2王子
学園在学中。無事卒業したら王太子。
別件でとある庶民派男爵令嬢にお世話になっている。
ツンデレ婚約者がいる。
・ブライリー=マディラ 別名:赤髪騎士
熱血脳筋騎士。追放済み
・エイブラム=アイドクレース 別名:緑公爵子息
王弟殿下の子息。遊び人。追放済み
・ジュラル=アメティス 別名:銀髪弟
ディアナの弟。ツンデレ発揮できず。追放済み
・ポール=カーネリオン 別名:橙商人子息
カーネリオン商会の息子。悪い噂を流したり、ソフィアを通じて散財させたり、実は悪いことしていた人。腹黒というか真っ黒。服役中。
・ソフィア=モルガナ 別名:ピンク、桃色
元男爵令嬢。サフィーロや他の側近たちをたぶらかし、逆ハーエンドを狙っていた転生電波ヒロイン。
なぜかアレクとバートだけイベントが起きず、焦っていた。
隣国のやばい娼館に追放済み。




