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なろうの片隅で能書きを垂れる

バカヤローコノヤローオメーなろう系だからってコケにすんじゃねえよオラアアアアアンッッッ!

内容の是非で賛否両論が巻き起こっている「なろうテンプレ」


現在インターネットでは全体的にこのテンプレに否定的な声が支配的なように思え、なんなら本場なろう内部にすらこれを毛嫌いする人間は少なくない。


一方、賛否両論と呼んだからには「賛」の方も当然存在するわけである、まあ散々バカにされてる一部の書籍化作品も売り上げは結構いいようだし、決してファンがいないって訳じゃあないだろう。


彼らは当然この状況をよく思っておらず、中にはこの状況を変えようと積極的に動く者もごく少数ながら存在している。


肯定派の主だった対抗手段はと言うと「批判に批判する」、エッセイという形で発表するなり、場合によってはなろうの作品や主人公がぶっ叩かれてるコミュニティに突撃したり、その効果の程はというと……まあ、うん。


というかあるなろう系肯定派が思いっきりコミュニティで浮いており、否定派の感情を逆撫でする結果にしか終わらなかったのをこの目で見た。


兎角、「諭す」という行為がいかに無意味かつ無力という事だ。




じゃあどうすればなろうは又聞きで叩かれなくなるのか?


前置きをすると、この提案は完全に地に足付いてない。


例えるなら貧乏な人に対して打開策に「宝くじを当てるんだッッッ!」って提案する位に現実味が無い提案である。


さらに言うならこれは他力本願である、技能とかいった観点から見て少なくとも僕には不可能だからだ。


本題に入ると、それは「なろうから世紀の大傑作がもっと沢山誕生する」事。


シンプルに言い換えるなら「面白いモンいっぱい書いてアンチを見返せ」という事。


普通のお話としても出来が良く、キャラクターに魅力があり、そして考察のし甲斐がある重厚な世界観を構築し「なろう系=クソ」の図式を破壊する例外を増やしていくのだ。




何故こう考えたかというと、僕はなろう以外に「昔バカにされてたコンテンツ」の歴史から考えた。


例えば特撮ヒーロー、ジャリ番呼ばわりされてコケにされてた流れが、戦隊ならば「ジェットマン」、仮面ライダーなら「クウガ」や「龍騎」の登場から流れが「変わった!」(五代並感)


海の向こうのアメコミ、こちらもガキ向けのレッテルを貼られてたが「ウォッチメン」や「ダークナイト・リターンズ」が一つの転換期となる。


もっと古くはSFというジャンルである。

今でこそ「なんか難しいもの」「なんか理系なもの」「偏差値激高」みたいなイメージだが、「禁断の惑星」以前は荒唐無稽かつチープなものというイメージを持たれていたのだそうだ。


なろう系肯定派はよくこれらの「昔バカにされてたもの」を引き合いに出し、なろうもそれらと同じと言う。


確かにそれは同じなのだが「昔バカにされてたもの」達があんまりバカにされなくなったのはただ単に時間が経ったからというだけじゃなく、何かターニングポイントになる一作がそこにある。


現にターニングポイントが出来なかったものは結局世間からのバッシングは止んだものの、同時に多くの人から忘れ去られた、ケータイ小説がそうだった。


正直一番現実味があるのは、肯定派の皆様が想定する「時間が解決し、権威の一つに収まる」ルートではない。


外側からの知名度は忘却されていく事で失われ、同じ界隈の人間だけが愛好するケータイ小説ルートだろう、まあ、又聞きでぶっ叩きに来る輩が現れないからそれはそれで幸せなのかもしれない。




このパターンの問題点は、なろう内で「名作A以外のなろう出身に興味がない」事、そして「名作Aを叩き棒にする勢力」を生む事である。実際上にあげた界隈のコミュニティでは「クウガ以外は認めない」みたいなのをたまに見る。


もう一つは名作Aの魅力を履き違えた劣化コピーの粗製乱造や、界隈がそれ一色に染まってしまう事、ウォッチメン登場後のアメコミは暫く「グリム&グリッディ」と揶揄される、うんざりするレベルの鬱グロ一色のブームが到来した。えっ?なろうも似たようなモンだって?


まあ上記二つのある状況も現状の「なろう出身なだけでバカにされる」よりずっとマシなんじゃないかと思う。




だがそれ以上に、先程言った通り実現可能性がとても低い。


これが実現するために必要な人材とは。

「毎日四、五回」「異世界チーレムで」「濃厚でテーマがあるエピソードを」「決して質を落とす事なくなろうに投げられる」人間だ。


こんな大天才がどうしてアマチュア用のサイトに来ようかという話である、こんな才能と熱意があるならとっくにてぇんさい脚本家として引く手数多で、なろうで書籍化なんて狙うのも馬鹿らしいんじゃなかろうか。


シェイクスピア級の大天才一人に頼るという訳でなくとも、更新速度を絶やさない熱意と創作活動に専念できる時間や立場、何より高いセンスのある人間が複数必要なのだ。




まあウダウダ言ってても始まらない。


各々自分なりにありったけのセンスを作品に盛り込み、可能な限りあらゆる知識のインプットを、後は更新速度が落ちず、尚且つ中身を考える時間的余裕の生まれる計画的な書き溜めを。


その結果何が待つかは分からない。


星の数ほどの駄作の一つに終わるのか、あるいはそれがまさになろう史を変える大傑作なのか。


アンチを見返すのは「いいものを作る」これに尽きるんだから。


「確かに今度のなろう小説は、読み応えがあるな」

「何ぃ!」

「これだけ面白い小説があれば、多くのアンチを黙らせられるだろうに」(牛並感)

ちなみに僕が好きなのはダブル、あとアマゾンズ

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― 新着の感想 ―
[一言] 知名度が上がると、なろうがラノベ作家の登竜門、プロ手前のアマチュアが切磋琢磨している場だと思われるんでしょうかね。実態は思い付きの成れの果て、素人小説の吹き溜まりなのに。 とは言え、ランキ…
[気になる点] 面白い 面白くない(十人十色) それは未だわかる。 が、 なんでテンプレだの非テンプレだの分けるのだ? 細かく名分するのなんて学者だけで良いだろうに。 なろう系 非なろ…
[一言] 怒涛の勢いのタイトルに反して、勢い任せではないしっかりとした考察がされていて大変良かったです。 「名作Aを叩き棒にする勢力」とか、昨今のなろうにも当てはまる部分があり、深く考えさせられまし…
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