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同窓生達は確認する

台風ですね。

みなさん気をつけて下さい。

謁見から早3時間。

舞は用意された自室のベットに寝っ転がり天井を見つめていた。

「はぁ」

謁見の内容を思い出し思わずため息が出てしまう。

国王が言うには魔王を倒せる力がつくまでこのアゼリア城で訓練をつまされ、そこで勇者の『称号』というもの

が得られない場合はそれぞれの希望した待遇をできるだけ叶えるという形で魔王討伐の班から外されるが、強力な力、もしくはサポート系の力の場合は班に残れることがあるらしい。

ちらりと舞は窓の外へと目を向ける。

窓の外は城下町が広がっておりどの建物もあまり高くない。

そのおかげか王都アゼリアの端である外壁がよく見える。

扉からノック音がしてその次に水花さんの声が聞こえた。

「金切さん?少しいい?」

「今開けるね」

ベットから飛び起き扉を開ける。

「今後の方針について代表者を数名集めて会議することになったから少し来てもらえる?」

「わかったけどなんで私が?」

そう言うと水花さんは深いため息を吐いて私を見つめた。

「金切さん、あなた高校時代どれだけ有名だったか自覚してる?」

「え、有名?ど、どういう事?」

「はあ、まあいいわ。とりあえずきて」

部屋の外に連れ出され舞はそのまま廊下を歩いていく。

角を数個曲がったところに少し大きめの扉があった。

「ここよ」

水花さんが扉を開けると中には同窓会の幹事であった元生徒会メンバー、元副会長・翁力院静恵(おうりょくいんしずえ)、元会計・鈴坂美玲(すずさかみれい)、元書記・陽真慎太郎(ひましんたろう)、元庶務・紀ノ気総司(ひのきそうじ)4名と何かぶつぶつ言っていたからか呼ばれているであろう霧島さん、そして元オカルト部部長坂藤瑞子(ばんどうみずこ)さんが円卓に座っていた。

「これで全員ですか会長?」

「静恵さん、私はもう会長ではありませんよ?」

「私の中では会長なんですよ」

「金切さんもとりあえず座って。今後どうするべきか決めたいと思います」

「少しいいかい?今僕が持っている資料はさっきのお姫さんに頼んで貰ったんだけど、この世界のいろいろなことが書かれているらしくてね、ちょっと見てもらえる?」

陽真さんが各々に資料を配っていく。

それを見た一同は目を開きその紙を凝視していた。

私にも資料が回ってくる。

「なにこれ?スキル?え?」

「フフフフフフッ!フハハハハハハ!!」

「霧島、頭大丈夫?」

「もうダメだなこれは。鈴坂、あきらめろ」

「いや〜!なるほど!そっちパターンか!魔法による召喚と言っていたから魔法主体の世界と思ったらまさかスキルによる召喚魔法だったとは!」

「何か一人で勝手に理解しているところ悪いんだけど説明してもらえる?」

「説明しよう!魔法はわかるな?」

「わかるけど、、、、」

「魔力を使用し現象を起こす、それが魔法といっても過言ではない。それで、だ。この資料を見るに強力なスキル、別名・特殊能力ともいえるがそれによって魔法や剣術、様々な補助を行えそしてその力によって力の優劣が決まる。スキルは7歳で神より与えられると書いてあるが大きな力をいきなり得るということであり、たとえスキルが強力でも経験の差や手数の多さで負けることもある、そういうことだ」

「長い長い長い長い!」

「それはつまり経験さえあればあまり強いスキルを持っていなくても強力、つまり難易度の高い召喚もできるということ。違う世界から大量の人間の召喚なんて難易度が高いに決まっているから、あの召喚状にいた人間の数はそれなりに多かったからこの国の魔法使いのレベルが高いのかと思ったんだけどその疑問が晴れた」

「瑞子ちゃんも長い!!」

え〜と?

つまり?

どういうことなんだろう。

「とりあえずこのスキルというものを確認できる手段はないの?」

「フフフフフフッ!安心したまえ会長殿!こういうのはテンプレがあるのだよ!」

「霧島さんはわかるの?」

「こういう時は『ステータス』もしくは『ステータスオープン』といえば!?」

「何これ!?」

突如霧島さんの目の前に半透明の板のようなものが現れた。

________________________

霧島剛毅

人族

称号:『情報の勇者』『本を読む者』

24歳

魔力総量:1737

スキル:情報臣・濫読臣・分析将


情報臣:情報収集・情報整理・状況理解

濫読臣:書籍検索・同時濫読・記憶強化

分析将:情報分析・思考加速・高速演算


称号スキル:『情報の勇者』

       魔族対峙時弱点発見

       防御結界

       周囲検索

      『本を読む者』

       内容記憶

       展開予想

       活字操作

     


__________________________


霧島さんは勇者だったみたいだ。

作戦の立案する係みたいのでいいのかな?

「うーん。あまり戦闘向きではないみたい」

「とりあえず後方支援型でいいのかな?」

「て、いうかお前剛毅って名前だったんだ」

「とりあえず各々のスキルなどを確認しましょう」

「とりあえず『ステータス』」

_________________________

紀ノ気総司

人族

称号:『暗殺の勇者』

24歳

魔力総量:2342

スキル:高速将・暗殺将・気殺将


高速将:身体強化・思考加速・高速移動

暗殺将:一撃必殺・必中投擲・弱点理解

気殺将:気配消失・気配察知・光学迷彩


称号スキル:『暗殺の勇者』

       魔族対峙時攻撃力上昇

       聖苦無召喚

       下剋上

_________________________


「うわ、なんだこれ。物騒すぎだろ」

「そういう世界なんだろう。仕方がないな」

「では私も『ステータス』」

_________________________

翁力院静恵

人族

称号:『魅了の勇者』

24歳

魔力総量:2738

スキル:魅了臣・催眠臣・支配臣


魅了臣:異性魅了・同性魅了・生物籠絡・精神攻撃耐性

催眠臣:強力催眠・記憶採取・無意識催眠

支配臣:支配言霊・精神支配・眷属攻撃無効化


称号スキル:『魅了の勇者』

       魔族対峙時魅了度増大

       支配結界

       魅了矢

__________________________

「え?」

「うわぁ」

「これ単純に考えたら一番凶悪なんじゃね?」

「静恵ちゃんはエロ度が増した」

「殴りますよ?」

「うわーこわーい」       

「遊んでないでみんな確認しましょう」

「はいはい。『ステータス』」

「『ステータス』っと」

「『ステータス』」

__________________________

陽真慎太郎

人族

称号:『太陽の勇者』

24歳

魔力総量:3458

スキル:陽炎臣・溶岩将


陽炎臣:炎熱操作・小規模太陽操作・陽炎・炎熱耐性

溶岩将:溶岩弾・溶岩操作・噴火


称号スキル:『太陽の勇者』

       魔族対峙時熱量増大

       大地獄炎化

       太陽弾

__________________________

__________________________

鈴坂美玲

人族

称号:『響音の勇者』

24歳

魔力総量:2451

スキル:鈴音臣・玲響臣


鈴音臣:鈴音攻撃・音波粉砕・音刃     

玲響臣:音波察知・聴覚強化・無音


称号スキル:『響音の勇者』

       魔族対峙時響音領域拡大

       音波通信

       音盾

__________________________

__________________________

坂藤瑞子

人族

称号:『呪の勇者』

24歳

魔力総量:2186

スキル:呪術臣


呪術臣:呪薬生成・呪言・破滅呪


称号スキル:『呪の勇者』

       魔族対峙時呪力倍増

       呪結界

       呪術弾

___________________________

「瑞子ちゃんやばくない?」

「オカルト部部長が生きたな」

「それにしても太陽って強力じゃね?」

「それで、結局どうするんですか?」

みんなは忘れてたみたいな顔をしている。

水花さんと翁力院さんは諦めていたみたいだけど、、


バタン!!


突如扉が開きミリーナ王女が入ってきた。

「お話は聞かせていただきました。では勇者の方々を集めてくださいますか?」

「「「「「「「はい?」」」」」」







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