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薬品好きの陰キャラは異世界に転生する〜やっぱり毒とかいいよね!〜  作者: おとのそうくつ
ゲロイドール大陸編
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竜族始動

胸糞注意!

カレカレから遥か遠くの地、ゲロイドール大陸の中でも冒険者の死亡率が最も高い山脈バルタ山脈。

この山脈は円のようになっており中に入ったものを逃さない。

その円の中にある中心・黒き宮殿にて一人の金髪の男が玉座に座りひれ伏す配下の者に命令を下していた。

その目は虚空であり何かしらの不気味さを感じさせている。

「早急に我が兄とその息子を見つけ出せ。奴は天災と称される個体だ。油断はするな」

『『『っは!!!』』』

配下の者たちが散っていき玉座の間を静寂が包んだ。

男の背後の天幕から一人の妖艶な美女が姿を表す。

その美女は漆黒の禍々しい魔力(オーラ)を放つ細身なドレスを着ておりどんな者でも心を奪われる美しさを持っていた。

本来この玉座の間で男が座っている間に立っていい者は一人もいない。

配下は全て跪いているのが常識でありこの美女が男の許可なく歩いていいはずがないのだ。

「うまくいくの?」

「ああ、あの男の息子は必ず我の前に姿を表す」

「ならいいわ」

「そろそろ計画を教えろ」

「不穏分子の排除よ?」

「おまえはいつも答える気はないのだな?」

「当たり前じゃない」

男が立ち裏の天幕へと入っていきそれにつられるように美女も入っていく。

二人が重なる影が天幕に映るが許可なくこの玉座の間に入っていい者は誰もいない。

両者は布団に押し倒し押し倒されるように入っていき布がこすれる音が響いてくる。

「私をどうする気かしらダスター?」

「食ってやる」

「よろこんで」

男の名はダスター。

謀反を起こし竜王の名を奪い取りアスクとルークスの身柄を狙う者である。

女の正体は誰も知らない。





竜王の側近であるベルダーティは竜王直属の竜聖騎士である。

竜聖騎士とは竜族の一部の実力者がなれる全竜族が目指す職である。

その中のでも精鋭とされる『廃国ノ団』のメンバーである竜聖騎士ベルダーティは数名の団員、竜騎士を連れて竜族の国の近くの人間の国に来ていた。

その国は小国であり、ある国の属国でもあった。

ベルダーティと部下はその国の首都に来ている。

ボロボロのローブを着て城の城壁の門まで近づいていく。

「何者だ!ここはナルタの城であるぞ!ここから先は通さん!」

「隊長。どうや過去の城には結界が貼ってあるようです」

「強度は?」

「紙切れ程度の貧弱な結界です」

「ふん。その程度か」

「貴様ら!この国一の魔法使いであるガール様の結界を愚弄するか!」

「やれ」

「っは!壊斬!」

竜騎士の一人の斬撃が門番もろとも城壁と結界を破壊する。

近くにいた民衆はパニックになりどんどん首都を抜け出していく。

「とりあえず周辺国家を滅ぼし対象2(アスク)をおびき寄せる。現れたら対象2が追いつく程度で後退する」

「分かりました。この街はどうしたしましょう?」

「消せ、目撃者は一人として、、いや逃せ」

「分かりました」

「よし!人化を解除せよ!竜化しブレスでここを廃都に、いや跡形もなく消し飛ばせ!」

「隊長、少しここの人間味見してもいいですかぁ〜?」

「貴様は女ぐせが悪すぎる。まあ劣等種族ならどうでもいい。好きにしろ」

「隊長さいこ〜!」

一人の竜騎士が城の扉を吹き飛ばし中に入っていく。

ぞろぞろと騎士が出てくるが竜族であり更には竜族の騎士の中で上位に当たる竜騎士に敵うはずもなくゴミのように切り捨てられあっけなく全滅した。

「早くしなさい!あなたもろとも吹き飛ばしますよ!」

竜化した緑の竜が竜騎士に声をかける。

「なんだよ〜。まあちょっと待っててくれよぉ〜」

「早くしなさいと言っているでしょう!」

「落ち着け」

「竜聖騎士様からも言ってやってください!」

「そうだな。女は連れて帰れ。いつでもできるだろう?」

「わかりましたよぉ〜。早めに戻りま〜す」

竜騎士は掻き消え一瞬のうちに城内にいた女全員を攫ってきた。

竜騎士は中でも一際綺麗な女3名を気絶させ抱えた。

「今こんな状態なんで皆さんやってくださ〜い」

竜騎士は女を抱えたまま首都を飛び出し消えていった。

「やるぞ」

『廃国ノ団』の団員全員(1人除く)の破壊のブレスが首都に降り注ぎ首都をそっくり抉るように爆発した。

巨大なクレーターができその周囲の避難しようとしていた人間も巻き込んで首都は消滅した。



その後『廃国ノ団』はその場から100キロほど離れた森にて集まり次に襲う国について計画を練っていた。

「あいつはまだ戻ってこないのか!遅い!」

「あの変態ゲス野郎はまたお楽しみ中だろうよ」

「竜聖騎士様。俺たち『五不』の面汚しであるやつにどうか灸を添えてやってはくださらないでしょうか」

「いや、いい。だからこその『五不』なのだからな」

廃国ノ団の団員は総勢6名。

ベルダーティと竜騎士の精鋭『五不』である。

《解快》のルズスタ。

《失苦》のベルタ。

《殺悪》のティアーニ。

《性暴》のガスピローダ。

《苦悶》のグロティルナ。

この五名である。

「落ち着け殺悪。性暴の楽しみはあれなのだ。殺悪であるお前の楽しみも殺生だろう?」

「たしかにそうだが、、、」

「苦悶だってそうだ。拷問が好きだろう?」

「大好きよ。あの表情と声がたまらないの」

「我々は好きなものでその名を与えられているのだ。それを手放したら我々はただの竜騎士になる」

「それもそうね」

《性暴》のガスピローダがいない間に次に襲撃する国が決まりその場で自由時間となった。

山の麓には少し小さめの街がある。

その街は今日、破滅する。




《解快》のルズスタは《殺悪》のティアーニとともに街の中で暴れていた。

ティアーニが殺した人間をルズスタが解体し遊ぶというものだった。

《失苦》のベルタと《苦悶》のグロティルナも同じように行動していた。

ベルタがその人間の大切なものを奪い破壊してこの世から消す。

その後にグロティルナが死なないように拷問器具で関節ごとに体を切って最後には毒で苦しめて殺す。

ということを繰り返していた。

ある者は殺されたこともわからず死亡し死体を弄ばれ、ある者は恋人を失い拷問にかけられ殺され、

ある者は最愛の息子の死体を眼の前で解体され恐怖に怯え逃げるも殺されて。

攫った女に飽きたのか女を殺した後《性暴》のガスピロータが参加し始め目の前で結婚したばかりの妻が犯されそして堕とされ飽きたという理由で殺されその死体を抱きかかえたまま殺された者もいた。

その街は地獄と化した。

街はたった3時間んで陥落し街全体が血と肉の溜まり場になった。

その街にあった白いことで有名だった広場には死体出できた文字で悍ましき言葉(オブジェ)が出来ていたと言う。

その言葉とは、、、、



『我々は廃国ノ団。その命、弄びながら殺してやろう』










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