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薬品好きの陰キャラは異世界に転生する〜やっぱり毒とかいいよね!〜  作者: おとのそうくつ
ゲロイドール大陸編
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闘争祭2

他の選手とともにフイールドの中に入る。

中は沼地になっていて濃い霧が発生していた。

指定された位置に移動し始まるのを待つ。

『さぁ!第5回戦のフィールドは沼地!濃い霧が発生しているため不意打ちに注意です!』

『そして魔物はこいつよぉぉぉ!』

沼地の中央辺りからザバァンやジャボンという音がする。

『こいつはギフツの砂漠の一角を支配するポイズンスライムだぁぁぁぁ!!』

『大きさは小さいけれどその数なんと120匹!』

『毒がなんてもんじゃない!特殊な溶解液が冒険者を苦しめる!』

『『それでは5回戦始め!!!』』

ノリノリだな。

ていうか溶解液って溶万毒の事だよな?

どうやら開始の合図の後は冒険者に実況は聞こえなくなるらしい。

恐らく相手の位置がばれないようにするためだろう。

そのまま歩き始める。

しばらくすると後ろからナイフが飛んでくる。

それをキャッチするとナイフが白く光り爆発が起こった、

もちろん瞬間移動にて回避した。

そのままナイフを投げてきた暗殺者のような男を気絶させてそこから離れる。

そのまま歩き続けていると集団で参加している冒険者に出くわす。

「前衛!」

「おう!」

剣を持った男と槍を持った男が突進してくる。

その二人の攻撃を空中に飛んで回避する。

「我が魔力よ!全てを焼き尽くす炎龍となりて敵を焼き払え!ファイヤードラゴン!」

後ろのローブを着た女の体から炎が湧き出て龍の形をしこちらに襲いかかってくる。

そういえば詠唱って学園のクラスの奴らはしてなかったな。

まあ詠唱するってことはそこまでレベルがないってことだろうけどね。

体をひねり回避する。

詠唱をしてみたいので詠唱し始める。

「我が魔力よ。池の水を操り束縛せよ。ウォーターバインド」

沼地の水が動き前衛の二人の男が拘束される。

「っな!?」

そのまま流れで拘束した二人を気絶させ魔法使いの女に視線を向ける。

「っは!!」

後ろから気配を消して近づいてきた女のナイフの攻撃を避けて距離を取る。

まあバレバレだったんだけどね。

「助かったわ」

「あいつは強い。殺す気で行ったほうがいい」

「そのようね」

ナイフの女が走って近づいてくる。

2メートルの距離でナイフを投げてくるが問題なく対処する。

どうやら体術戦に持ち込むようだ。

その系統のスキルを持ってないからそれに関しては身体神化と視覚神化、速度操作と意識速度神化でどうにか対処する。

「っち!強い!」

女は横に逃げて気配を消し消え去る。

すると背後から巨大なドラゴンのような形をした炎が羽ばたき、その口から炎を吐き迫ってくる。

こんな魔法をこの短時間で発動するとは驚きだ。

でも問題ない。

とりあえず詠唱で誤魔化すとするか。

「魔力よ。我に攻撃する魔法を分解せよ。マジックアナリサス」

竜の炎は俺の周囲3メートルに入ったところから魔素消去により魔力に分解されて消え失せる。

「嘘!?なんで!?」

「残念、こっちの勝ちだ」

もう魔力が限界に近いのか女は少しふらついている。

とっさに影から攻撃してきたナイフ使いの女を背負い投げして地面に叩き伏せる。

「かはっ!」

そのまま女を掴み魔法使いに投げる。

「きゃぁ!!」

二人とも転がり顔や衣服が泥だらけになった。

魔法使いの女も起き上がらずそのままそのパーティーは全滅した。

なんかすごい悪いことをした気分になるのだが魔王だからいいよね。

許されるはずだ、、、、、

とは言ってもネルやリリネからのブーイングがうるさそうなんで一応泥を落として汚れないようにしてからその場を離れた。

そのまま中央に歩いて向かうと一体のポイズンスライムに出くわした。

ポイズンスライムはそこまで強くない溶万毒を吐き散らしながらこっちに向かってくる。

魔法で火を作りポイズンスライムを燃やす。

ポイズンスライムはあっさり燃えてしまい少々つまらない結果となった。

今度大量に捕獲して実験に使うのもアリかもしれない。

中央とは別の方向に向かい奥へと突き進む。

『残り人数は13人!なのでこの霧を晴らします!』

『がんばってね』

風の魔法が送られたのか霧がどんどん晴れていく。

全方位が見渡せるようになり他の対戦相手も見えるようになった。

が、それよりもフィールドの中にいる全員が注目したのはポイズンスライムだった。

その数は119匹。

その数のポイズンスライムは円形になった後に球体になり最後には一つの大きなスライムになった。

ポイズンスライムによる触手の攻撃が始まった。

反応できなかった者はそのまま脱落者となった。

とりあえずこのスライムを消そうか。

邪魔だ。

時空神の時空断裂で目に見えない全てを断ち切る飛ぶ斬撃がポイズンスライムを一刀両断した。

残ったのは6名。

なかなか強い奴らである。

一斉に動き出し乱戦が始まる。

ちなみに俺は参加してない。

速度操作によって戦っている奴らの隙を作っていき相打ちにさせていく。

最後の2名になった頃空中に飛び上がり爆発する魔法を放った。

すると俺が意識からなかったのか直撃し結果俺だけが残った。

俺が地面に降り立つと水が引いて元の闘技場に戻った。

『なんと!最後は不意打ちにてアスク選手が勝利しました!』

『アスク選手に拍手をお願いするわ!』

ネルの時ほどではないが大きな拍手とともに俺は退場した。

のちに聞いた話によると霧は観客には見えない仕様になっていてかなりの乱戦状態が続いていたそうだ。

それなりに面白かったのだろう。

そのまま俺は試合が終わったネルに合流し観戦することになった。





我が名はデルマティ。

我が絶対の忠誠を捧げるアスク様のしもべである。

我はあの方のためならどんなことでもする。

今回は闘争祭なる行事に参加してる。

アスク様のしもべたる我が恥をばら撒くような試合はできない。

しばらくすると第6回戦が終わったのか我の出番となった。

5回戦でのアスク様の戦いは見事だった。

特にポイズンスライムという下等生物を屠ったあの一撃は我々では理解し得ない神の領域だった。

フィールドに案内され所定の位置につく。

すると周囲は鬱蒼とした森になり毒虫が大量に発生していた。

『第7回戦はなんとジャングル!』

『毒虫と冒険者をかいくぐり勝利をつかむのは誰だ!?』

『この試合にはボスの魔物はいません!ですがその代わりの毒虫がいます!』

『ちなみに!選手の中には他試合で出た選手の使い魔もいるそうよ!』

『『それでは第7回戦始め!』』

こんなものは我の敵ではない。

早速配下召喚と魔蟲支配によって10体の魔螳螂(デビルマンティス)と20体の拘束蜘蛛リストレントスパイダーを召喚し近くの試合相手を気絶させるように命じる。

数分すると召喚した配下は殺され召喚する前にいた世界、魔蟲界に帰って行った。

その頃には出場者の数は12人にまで減っていた。

ここからがデルマティの本気なのだ。

「神から授かりし名の下に貴様らを倒す!」

蝕毒と切断力上昇、身体強化によって異常に強化されたデルマティの腕、いや鎌が振られフィールドの半分以上の木が切断される。

絶妙にコントロールしておりその範囲にいた出場者は死ぬことなくほどよい加減で怪我をし気絶したのだ。

残りは3人。

素早く察知したデルマティは毒虫を避けながら進んでいる出場者2名を素早く気絶させた。

『は、はやい!そして強い!なんということでしょうか!もしかするとこの使い魔も優勝候補に入るかもしれません!』

『第7回戦を終わるわよ!そして予選初日はここまでといたします!明日も是非ご来場下さい!』


こうして闘争祭予選初日は終わった。



































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