薬品好きはカレカレにつく
おっくれまっしたぁぁ!!!
それから二日後。
アスク一行はグルシア王国南部の町カレカレに着ている。
彼彼、、、
彼と彼?
深く考えないようにしよう。
この世界に漢字はないのだ。
別にそういう趣味を否定するわけじゃないが前世ではそういう人と会ったことがないので少し不安だ。
港から歩いて移動できる距離で入るのに一悶着会ったが使い魔ということでなんとか話が通った。
実際使い魔だし嘘ではない。
因みに、ネルだけ12だったので成長薬を飲んでもらい同い年になった。
「神よ。ひとつお願いがございます」
「神ではないけどなんだ?」
「私と同じ種族のものを見つけたら同じように慈悲を与えて欲しいのです」
「俺は神じゃねぇ、、わかったよ」
「ありがとうございます!」
「周りから痛い目で見られてるからやめて?」
「俺に言わないでくれる?」
気を取り直して町の中を進んでいく。
しばらくすると町の真ん中につき一つの大きな噴水が目に入った。
よく待ち合わせ場所になるみたいで様々な人間か行き交っていた。
噴水にはガッチリムッチリした筋肉男の像が立っている。
鎧を着ていてその鎧にはこの国の紋章である向日葵と竜が彫ってあった。
「あれはこの国の騎士団長の像のようですね」
「あぁ〜、アスクが会いたいって言ってた、、、」
まじかよ、、、、
え?まてよ?ということは?
ちょっと怖くなってきた、、、、
私の名前はグラスト・ベラード。
国王が俺に授けてくださった街の領主をやっている。
今日も彼とデートに行く。
私にはもう人の目なんて気にしない。
「ねぇ、今日さぁ門で強そうな使い魔を従えてる子がいてね?その子まだ15なの」
「知らなかったなぁ、ちょっと見てみよぅ?」
「いいよぉ」
私は転生者だ。
そしてゲイでもある。
前世では新宿二丁目からの帰りに轢かれて死んじゃったけど今は彼氏がいる。
私はそれで満足だし。
この街では私達のカップルは有名で世界で初めて同性愛の結婚を認めた街でもあるし。
だからこの街には同性愛カップルが多くいて私達が通るとたまに感謝される。
「いたいたぁ!あの人たちぃ」
「どれぇ?ってカネル王国の王女が混じってるんですけどぉ!」
「え?」
「さっきの銅像の人だ」
「もしかしてこの国の騎士団長さまですか?」
「このものに様は不要かと」
聞こえちゃったみたい。
私に話しかけてきた男の子はイケメンだし周りの女の子も可愛い子ばっかり。
「そうよぉ。なにかようじぃ?」
「質問したい。あなたは転生者か?」
「え?」
「転生者?」
「なんですかそれ?」
どうしてそれを知ってるの?
私が前世で知っていた知識を広めたけどそれは私が頭が回るってことで知られてるはず。
まさかこの子も?
「ごめんなさい。ちょっとついて来てもらえるかしらぁ、、、」
ちょっと威圧付きで脅しをかけてみる。
「脅しのつもりか?」
「すごいわね!ベラちゃんの威圧に耐えるなんて!」
「じゃぁ明日、私の家に来てくれないかしら?」
「元からそのつもりだ」
「グラストよ」
「アスクだ」
彼と握手する。
長い付き合いになりそうだ。
転生者であろう男と話し反応でグラストが転生者であることがわかった。
やっぱりカレカレは、、、、
考えないようにしよう。
「さて、今日はどうする?」
「それよりも宿の確保だ」
「それだったら先ほど良さそうな宿を見つけました」
「案内してくれ」
「分かりました」
デルマティについていき段々ときらびやかな区画へと入っていく。
目の前には貴族が泊まるような超高級ホテルがある。
まさかこれじゃないよなぁ。
さすがになぁ。
「こちらでございます」
「変えよう」
「不満でございましたか!?ではすぐに代わりの宿を!」
「さすがにこれでは出費がかさみます。デルマティ、私たちの金銭の状況を
把握し、その上で最高の宿を見つけるのがベストですよ」
「サキがすごい先輩ずらしてるんだけど、、」
「とりあえず宿を、、、、」
「あちらはどうですか?」
サキが指した先には一般亭な宿がありまあまあこ綺麗だった。
「あそこでいいか」
「そうだな」
「いいと思うよ」
みんなで入ると店主はぎょっとした。
まあ大半が武装していて魔物がいるんだからそうなるか。
「5人だ、部屋は空いてるか?」
「空いていますが3人部屋しかなくそれも一部屋で、、」
「二人部屋は?」
「空いていません」
「三人部屋が一部屋しか無い?」
「はい」
「どうする?」
「我は床で結構です」
「じゃあ俺も寝る必要ないから、、
「「「ダメ((です))!」
「うわっ!びっくりした」
「私とアスクが一緒にね、、、
「いいや私が行きます。ネルはゆっくり寝ていてください」
「あなたはいっぱい寝たんでしょう!」
「はい!そうですが何か!」
「恥ずかしいからやめろぉぉ!!」
結果、サキとネルが一緒に寝ることになった。




