薬品好きはゲロイドールを目指す
お待たせしました!再開です!
海鳥と共に船が進んでいく。
あの後、俺は勧誘を断った。
だが5年後には強制的に神にさせられるらしい。
ジュルグルを出てダテルバにつき船を進めること2時間。
天気は雲ひとつない快晴。
隣にいるのは3人の少女と一匹の魔蟲。
どうしてこうなったんだ?
魔蟲は体長70センチぐらいの大きな蟷螂でその前足は刃より鋭い。
この船は貸出船で他の人間は誰もいない。
この船は魔物を売っていた商人がつかまりその時に押収されたものだったそうだ。
魔物を封じる鎖で恐らく操作する人間も気付かないであろう船底にいたので助け出したのだ。
鑑定をしてみてわかったが人と同じぐらい頭がいいのだ。
会話はできないがある程度意思疎通できる。
ちなみにこんな感じ、、
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名:無し
魔蟷螂
称号『崇拝する者』『強種の弱個体』
魔力総量:387
スキル:切断兵・魔蟲兵
切断兵:鋭度上昇・身体強化
魔蟲兵:奪喰・蝕毒
称号スキル:『崇拝する者』
能力献上
配下召喚
『強種の弱個体』
強力進化
頭脳明晰
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魔力総量はあまり多くなくスキルの級もそこまでだが素晴らしいものがある。
魔蟲兵の奪喰と『崇拝する者』の能力献上である。
強力進化も気になるがこの二つはかなりヤバイものだ。
奪喰はその名のとおり食べた者の全てを奪うスキルである。
称号もスキルも魔力も全部である。
そして能力献上。
この称号スキルは自身の能力を主人と共有できる物なのだ。
やばすぎる魔蟲である。
なぜか俺に懐いておりさっきからなぜか俺の頭に乗ろうとしてくる。
羽音がかなりうるさい。
髪の毛痛いからやめろ。
痛くないけど、、
まあいいや、名前つけて使い魔にしよう。
魔物が瀕死でない時は使い魔にするのに使役魔法がいるはず。
だが俺には称号スキルの魔物支配がある。
支配よりかは使い魔にしたいので使役あたりで止める。
「魔物使役、デルマティ」
なんか俺の使い魔の名前って種族名の文字抜いたやつの名前が多いんだよね。
二体しかいないけど、、
なんでだろう?
私の横にはさっきまで魔蟷螂だった魔物が人に近い形になり話している。
人に近いって言っても羽があるし身体は外骨格で覆われてて緑色だし
手はあるけど鎌に戻せるみたいだしまさに魔蟲人みたいな感じ。
凛々しいといえば凛々しいけどね。
「ネル殿はどこから来られたのですか?」
魔蟲人、デルマティが私に質問してくる。
「カネル王国だよ?」
「こいつこう見えて王女だからな。」
「こう見えて入らない!」
「なるほど、つまり我らが神と添い遂げる為に王国を抜け出してきたと、、」
「そ、そい、、」
「アスク様とネルがけっ、こん?」
「我らが神でなら納得です」
「お前は俺を美化しすぎだ!神ではない!」
「いいえ!これだけは譲れません!」
「わ、、たしが、添い遂げ、、、」
でもそれもいいかも、、、、
ってだめだめ!
お父様の許しを得てないし、、でもお父様なら了承してくれそうだし、、
お兄様がいる!でも、、大丈夫か!
国王・クロード「「えっくし!」」
執事A「陛下、殿下、どうなさいました?」
ク「誰かが俺のことを考えている?」
国「クロードよ、そんなことはない、と思う。」
大臣A「王女殿下がアスク様にお二人のことをお話しでもしてるんではないでしょうか?」
ク「ネル戻ってこないかなぁ、、、」
「えっくし!」
「風邪でもひいたか?」
「誰かがネル殿の噂でもしてるのでは?」
「それはないと思いますよ?するとしてもSクラスの人か国王様あたりでしょうね。」
「ありえる、十分あり得る。」
「そういえばデルマティと私はどちらが強いのだろうか?」
「リリネが勝つと思うぞ。」
「なるほど我は所謂序列最下位ということなのですね」
「は?」
「考えるにネル殿は配下では無い為抜きにすると序列一位がサキ殿、
序列二位が先程おっしゃられたヒード殿、
そしてリリネ殿が三位で私が最後、なかなか悔しいですね。」
「別に序列とか無いだろ?サキに至ってはほぼ成り行き従者だし、、」
「「あります!」」
「あ、、」
「む、、」
「どうやら気が合うようね、デルマティ」
「そうですなサキ殿、先輩として私にご指導いただけ無いでしょうか?」
「いいでしょう、アスク様、デルマィを指導する許可を
頂きたいのですがよろしいでしょうか?」
「それは別にいいんだけどサキってそんな口調になるんだ、、」
「今のデルマティの発言で明確に序列が定められました。
リリネは友達ですがデルマティは後輩。威厳を保つ為にもお許し下さい。」
「いや別にいいんだけどな?」
「それだったら私も参加したい、圧倒的力の格差を少しでも埋めたいからな。」
そういえばこいつ人型になったから何か変わったことがあるのだろうか?
鑑定をしてみよう。
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名:デルマティ
魔螳螂将
称号『崇拝する者』『強種の強個体』
魔力総量:77493
スキル:切断将・魔蟲将
切断将:切断力上昇・身体強化・意識速度上昇
魔蟲将:奪喰・蝕毒・魔蟲支配
称号スキル:『崇拝する者』
能力献上
配下召喚
『強種の強個体』
超力進化
頭脳明晰
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いや待て待て待て待て!
強くなりすぎだろ!
魔力量とか約20倍になってるぞ!
恐らくは強力進化の影響で上位個体に進化したっぽい。
この成長速度は異常だ。
リリネは負けるかもしれ無い。
伝えたらまたかわいそうなことになりそうなのでやめておこう。
こうして新たな仲間?が加わったのだ。




