勧誘
「そういうことだったのね。」
「ベルさんが言っていたことがわかってんですか先輩?」
「彼女らが死ぬ必要はない。元がしっかりしているから。
死ぬ必要はないけど危機的状況にはなるってことじゃない?」
「元がしっかりしているからこそ助けようとして枠を超えると、、」
「そういうこと。」
「僕達の目的は枠を越えた後の彼の回収。でしたっけ?」
「あの三人は彼と別れる事になるけどしょうがないよね。彼は多分・・だから。」
「まじですか!?やばいの出来るじゃないですか、、」
若い男と少女が何を言っていたのかは誰も分からなかった。
サキの爆発が煙を舞い上げて、リリネの聖法と魔法が組み合わさった聖魔法を
付与した槍の多段攻撃が魔物の体を貫く。
「なんでここに?」
「ここにいるって知ったらつい、、ね?」
「ネル、君っていう人はねぇ、、、」
「あいたあったんだもん、、」
「はぁ、はぁ、、なんですかあの魔物どれだけ攻撃したも意味がないです。」
「再生能力が異常すぎるよ、それにお前らも戦え!」
今目の前にいるのは5体に増えた魔物。
だが戦いやすくはなっていた。
魔物の力は分かれれば分かれるほど弱くなっていっている。
「私が行く。」
「いいんですか?」
「まあ見ててよ、ね?」
ネルは『速神』に勝るとも劣らない速度で踏み込み俺でなければ
見えないであろう速度で5体の魔物を切り刻んでいた。
「っえ!?」
「まさかネルさん、、」
「神級スキルです、えへへへ、、」
「何があった?」
「アスクが消えちゃったのに気付いた日にね?称号と一緒になんかね?」
「その称号って、、、」
「うん。『始まりの勇者』アスクと真逆だね?」
魔物が死んだ。
「ふはははは!!!」
すごい。これは彼女の称号スキルの力だろう。
なんて力だ。
まさか魔獣を殺してしまうとは!
彼女も仲間になる資格がある。
面白くなりそうだ、
「『始まりの勇者』にはね九滅魂っていうのがあるの。」
「九滅魂?」
「うん。その効果はね、1日に九回死んでも復活できて、それにその一回を捧げる事で
絶対に切った相手を殺せる事ができる。これが九滅魂の効果。」
「それで魔物を殺したと、、」
「そういう事。」
「そういう事だったか。」
前方から若い男と少女。そして30代ぐらいの男が出てきた。
わかってしまう。
こいつらはさっきの魔物よりも確実に強い。
本当の化け物だ。
「誰だ?」
「敵ではないよ。」
「またあったね、」
「先輩、これいいんですか?」
「お前らは!」
「知ってるのか?」
「ここに来る前に接触してきた奴らです。」
「そんな警戒しなくてもいいよ、私たちは君たちを勧誘しに来たんだもん。」
「何に?」
「私たちは神の領域。君たちは神になるんだよ。」
「アスク君には『魔神に至った者』っていうものがあるよね?」
「なんで知ってるんだ?」
「それは置いといてよ。君のその称号は正確じゃない。」
「どういう事だ?」
「君の称号は“女神エシュタル”から授けられた者だ。」
「それがあのロリ女神の名前か?」
「確かにロリだな。だがしかし、愛と美、戦、豊潤、金星、王権など、
多くの神性を司り序列が非常に高い神だ。神の世界シュメール最高位の
3柱神々の始祖アヌ・神々の指導者エンリル・水神エアに
匹敵するほどの権限と信仰を持つ神だぞ?」
「説明が長い。とりあえずあのロリがすごい神っていうのはわかった。」
「話を戻そう。その『魔神』は魔族の神級スキル持ちが得られる称号なんだよ。」
「でも神になっていない状態で神級スキル持ちって事は神になった際に
とても高いスペックを得る事ができるんだ。」
「そこで私たちと同じく神にならないかって話。」
「何故?理由がない。」
「さっきの魔物が世界に放たれてもいいの?」
「っ!、、説明してくれ。」
「しかしアスク様、こいつらを信用してもよろしいのですか?」
「戦ったとしても勝てないだろうな。」
「そうだね。私も参加するよ。」
「サキとリリネは待っていてくれ。」
アスクとネルは3人の“神”に連れられダンジョンの奥に入っていく。
「君らが先ほど戦っていた魔物は魔獣という。」
「そいつらは悪神が生み出す者でね、神の力を持っているのさ。」
「悪神の力は強大。神の中でも最上位に位置しているの。ひとえに神といっても
下位・中位・上位・最上位って分かれるの・」
「魔獣は神の中でも下位に位置すると?」
「だが神だ。君は殺せなかったろう?相性もあるがな。」
「魔獣は悪界門というところからやってくる。それは世界各地に出現し最も多いのがダンジョンだ。」
「たまに劣化した最下位神がドラゴンに変質して出てくる。それがウルツァイトドラゴン。」
「神になるには最低限戦力がなければいけない。」
「それの最低条件がウルツァイトドラゴンを倒すことなの。」
「最後にもう一度言う。君らは悪界門を破壊する神になるか?」
「俺は、、、、、、
これから二週間ほど書けません。申し訳ございません。
でも、もしかすると書けるかもしれません。




