悪魔少女は戦闘する。
商業都市ベイス二日目。
冒険者組合に来た二刀の二人は壁に貼ってある依頼シートを眺めていた。
依頼シートとは、民間人等が組合に依頼してそれに見合った対価を組合がもらい
その3割を依頼を達成した冒険者が獲得できるものである。
昨日もらった装備で身を固めているため溶け込んでいると思う。
「これなんてどうですか?」
「バルゴネス帝国までの護衛?」
「ちょうどいいんじゃないですか?」
「これは明日だな。非情の高地に行く。」
「分かりました。」
組合を後にして塀に向かう。しばらくすると12人の冒険者の一団に遭遇する。
そいつらも非情の高地に向かうようで、ベイスを出て街道を離れても進路が同じだった。
「おい。さっきからつけてんじゃねえよ。」
「子供じゃねえか。こっからは危険だぜ?お家に帰って寝てな。ぎゃははっ!」
うるさいなこいつら。無視をして先に進む。
登っていくとAランクの魔物が群れをなして走ってきた。
「来ましたね。」
ウルツァイトソードを掴み溶万毒を付与して魔物を切り裂いていく。
一通り殲滅しさらに進んでいく。
「しかし、、」
「なんですか?」
「あの魔物達は一向にこっちを向かなかった。」
「つまり、、、」
「Sランクのお出ましだ。」
マジックドラゴン。言わずと知れた魔法を使うドラゴンである。
メタルドラゴンとは違い体格はそこまで大きくなく知能は高い。
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名:無し
ウィッチクラフトドラゴン
称号『魔物の頂』
魔力総量:56739280837
スキル:魔術王
魔術王:詠唱破棄・使用魔力激減・攻撃力倍増・魔力操作・人語理解
称号スキル:『魔物の頂』
魔物支配
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どうやらもうワンランク上の魔物だったらしい。
多数の魔法陣が現れて強力な魔法を形成していく。
『人間達よ・・・・・・』
「なんだ?」
『なぜ我の領土を侵す?』
「俺たちはこの土地に興味は無い。」
『では?』
「サキ。相手をしとけ。」
「分かりました。」
『なるほど。では死ぬがよい!』
形成された魔法が打たれる。
轟音とともに地面がえぐれ土埃がまう。
煙から10体の死霊使役し、霊刀を持ったサキが出てくる。
死霊が爆発し攻撃するもドラゴンが作った障壁により防がれる。
霊化して障壁を通り抜けると同時に霊刀を振る。
ドラゴンの鱗に傷がつくも浅く意味をなしていない。
サキの足元に巨大な魔法陣が生まれる。
「なっ!?」
白い光を発し高熱の炎が噴き出す。
『次は貴様だ。』
「そうかな?」
地面が溶解し発生した煙の中から霊刀が飛んでくる。
ウィッチクラフトドラゴンにささり爆発する。
「ギャァァァァ!!!!」
サキの手には血刀が握られておりそれと同時にサキが自身の血で作ったと思われる赤色の槍が8本ほど。
血刀と血槍が高速でドラゴンにまとわりつき爆発。
『我の、負、、、けか、、、』
轟音を立てて倒れるウィッチクラフトドラゴン。
サキに駆け寄り回復させる。
「ありがとうございます。」
「無茶しすぎ。」
「すみません。」
「今日はここまでだな。」
「はい、、、。」
ウィッチクラフトドラゴンを異界にしまってその場を後にする。
ベイスに戻り宿に入ることになった為、部屋を取り休憩する。
サキは疲れたのかすぐに寝てしまった。
布団をかけて自分も寝ることにする。
びみょーに疲れた、、、。
翌日。
バルゴネス帝国までの護衛の依頼を受ける為に組合にやってきた。
依頼シートを取ってカウンターに行き依頼を受けることを伝える。
案内されて護衛する商人の元へ行く。
すると一昨日のおっちゃんがいた。
「おう。久しぶりだな。」
「1日しか経ってないだろ。」
「今回はあなた方「二刀」と「銀の牙」「砂暮らし」というパーティーが参加します。
道中お気を付け下さい」
受付嬢が去っていくと先ほど言われた「銀の牙」と「砂暮らし」というパーティーのメンバーがいた。
こうして、奇妙な護衛依頼が幕あけた。
少し短かったかも、、、




