薬品好きは呼び出される
遅れました。かなり短めです。
「こんにちは。お久しぶりです。」
「こんにちは。女神様。なんでまた呼び出したんですか?」
目の前にいるのはロリ女神。授業中に意識を刈り取られ連れ込まれたようだ。
「で?要件を言ってください。」
「はい。あなたに『魔王』になって欲しいんです!」
「もう一回言ってください。」
「『魔王』になってください!」
「なんでですか?」
「面白そうだからです。」
「え〜、、、」
「あなたがいた地球の本を読んでたらはまってしまいまして、、、」
「報酬は?」
「スキルを強くしてあげます。その分研究もはかど、、」
「わかりました。いつからです?」
「設定を考えたいので、一週間後で、」
「スキルは?」
「あなたが勝手にいじれるようにしときます。あと二つ名もあげます。」
「いるんですか?」
「私が世界に二つ名制度を広めとくんで大丈夫です。」
「例えば?」
「『魔王』とか『勇者』とかです。」
「俺倒されるじゃないですか、、。」
「そこは大丈夫です。基準を設けますので。」
「どんな?」
「『魔王』の基準は王級スキルを3つ以上所持している魔族。
『勇者』は戦闘系王級スキルを所持し、正義をなせる人または聖族にします。」
「聖族ってなんですか?」
「あまり表に出てませんが魔族の正反対の性質を持つ種族です。エルフやドワーフが該当します。
人間や魔族は魔法を使いますが、聖族は聖法を使います。とは言ってもほぼ同じです。」
「わかりました。」
「折り入って連絡しますので。」
そしてまた意識が薄れていった。
目を開けるとグルウスト先生がこちらを覗いていた。
「大丈夫か?」
「大丈夫です。」
「ならいい。さっさと授業に戻るぞ。」
「今何時ですか?」
「2時だな。お前が倒れてから5分ぐらいしか経ってないぞ。」
「今何やってるんですか?」
「魔法科だ。」
グルウストとの軽い話の中で、アスクは考えていた。
関係を持っている人族と別れるべきじゃないか、と。
そしてそのあと、アスクはその選択に後悔することになる。




