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薬品好きはプレゼントする

あれから三日が経った。

「もうそろそろ王都につきます。」

馬車で三日、かなりの距離である。

しばらくすると真っ白な外壁に囲まれた王都が見えてきた。

「すげぇぇ!」

圧巻である。

「よし次!」

ここにも門兵がいて荷物検査等々かなり厳しくやっている。

「これはこれは!ルデルアー隊長!お久しぶりです。この後一杯どうです?」

「やめにしとくよ。用事があってね。」

「じゃあまた今度。」

すんなり通されてしまった。

「知り合いですか?」

「私の隊の部下ですよ。」

「どこに行くんです?」

「とりあえず騎士の訓練所でも、、」

「わかりましたよ、、。」

少し嫌な予感がするが気にしない。

何があることやら、、、。



今日の訓練所に赴き、仲間と模擬戦をやる。

「総員!整列!」

「なんだなんだ?」

「知らないのか?ネル王女殿下が来るらしいぞ。」

「まじかよ。」

「まじまじ。ルデルアー隊長がゲスト連れて来るっていてたな。」

「まじかよ!隊長自ら!」

隊長自ら行くのはその者が隊長より強いということである。

ルデルアーは、剣術臣を持っており技術を合わせるなら

王女よりも強く、よく相手をしているのである。

「しかし、隊長より強いって、、。」

「化け物だよなぁ、、。」

「そこ!静かにしないか!」

注意されてしまった。

一層気を引き締める。

数秒後、我らが近衞騎士団の女神、メル様いらっしゃった。

「もうそんな集まんなくて大丈夫ですから!訓練してください!」

おてんば娘的な感じなので、なお可愛らしい。

「あれ?おじさんがいないですね。」

おじさんとはルデルアーのことである。

実際30後半なのだが、、。

「おーい。隊長が帰ってきたぞ!」

つまりゲストが来たということだ。どんな人だろう?


コツ コツ コツ


そこには、、、、

メル様と変わらないくらいの歳の男の子がいた。

「あぁぁぁぁぁぁ!!あの時の!」

「あれ!ルデルアーさん!謀りましたねぇ!」

「これも命令でして、、」

メル様と知り合いっぽいな、、、。




「まさか、あなたがそんなことをするとは、、。」

「命令でして、、」

「おじさん!なんでその人がここにいるんですかぁ!」

「命令でして、、」

「「それしか言ってないじゃん!」」

「「あっ、、」」

全く、、。ルデルアーさんも案外おふざけ好きなのかもなぁ、、。

ん?待てよ?命令?今まで見た中でこの人に命令できそうな人はいない。

まさか国王の命令とかだったらめっちゃ嫌なんですけど、、。

「誰の命令ですか?」

「黙秘します、、。」

「確定だな。」

「確定ですね。」

「王女様こちらは、元竜王様のご子息のアスク様です。」

「様付けはやめてもらえませんか?アスクです。お元気でなにより、、」

「こちらがカネル王国、第二王女の、、

「ネルともうします!三年前はありがとうございました!」

元気だなぁ。

「こちらこそ。別に感謝されるほどのことはしてませんよ。」

「敬語はやめて下さい!それに!あなたがいなければ今頃私はいないんですから!」

潤んできてる!やばい!うわぁどうしよう?

「わかったから、わかったから!」

「自己紹介はここまでで、全員訓練に戻ってよし!」

ふー。嫌な予感がする。どうせ模擬戦とかやらされるんだろうなぁ。

「ねぇアスク!模擬戦しよ!」

にっこり模擬戦しよって言われても困るんだが、、。

「わかったよ。すみません少し使わせて下さい。」

「おう!頑張れよ!」

「どっちが勝つと思う?」

「ネル様に一票!」

「俺はアスクっつう坊主だな。」

「おい、元竜王の息子だってよ。坊主呼ばわりしちゃダメだろ。」

なんか言われてるが気にしない気にしない。

「はじめ!」

さすが王女だけあって速いな。

て、いうか真剣だし、、。

神速王と刀術王を同時発動し最小限の動きで避ける。

「なかなか当たらないですね。」

「真剣だし当たったらまずいんじゃ、、。

 ルデルアーさん。」

「なんでしょう?」

「ほっ!スキルってオッケですか?硬化とか。」

「大丈夫ですよっ!」

うおっ!

王女直々にオッケもらったわ。

「ならっ!」

僕の身体強化は、メタルドラゴンの硬化よりも体を固くする。

ぎん!

ネルの剣が音を立てて砕け散る。

「私の負けです。強いですね、、。」

「剣やっちゃいましたけど。」

「あっ!木剣じゃなかったです!ごめんなさい!」

でも砕いちゃったしな。

「じゃぁこれあげるよ。」

腰の刀をあげることにした。毒刀召喚があるしね。

固まる全員。

「これじゃあなんか地味だな。なんか使いたい魔法とかある?」

「え!、、う、、あ、、回復魔法です、、、」

じゃあいいか。周囲の味方の傷を癒す回復魔法、エリアハイヒール。

それに変換した魔力を柄に宝石の様に結晶化しはめる。

武具強化をつけて破損しない様にする。

「はい。」

「あ、、あ、ありがとうございます、、」

なんでみんなニコニコしてるんだろう?

「でもそうすると、アスク殿の刀がなくなってしまうのでは?」

「ありますんで大丈夫です。毒刀召喚『溶万毒』」

紫の刀身をした、刀が出てくる。

「その刀は!」

「すごい業物ですな、、。」

溶万刀を戻す。

「使い方教るね。まず魔力を通して。」

「ひゃい、、。」

「するとまず使用者の回復を。ネルが許可した人以外が使うと、

 その人が永遠に激痛に悩む様に仕込んであるから。

 そしてその後、半径50メートルにいるネルの味方が回復するから。」

「す、すげぇ。」

「国宝級だろ、、。」

「何もんだ!?」

「王女様。お時間です。」

使いの人っぽいのが来た。

「あっ!あと、剣と違うから練習したほうがいいと思うよ。」

「ひゃい、、。」

なんか下向いてばっかりだな。気分悪いんかな?

「大丈夫?」

「だだだ、、大丈夫です!」

タッタッタッと走って行ってしまった。

「アスク殿、、。」

「はい?」

「後でいいです、、。」

帰りにめっちゃ騎士の人たちにニコニコされてた。
























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