盗賊撃破
今回も間が空いてしまいすいませんでした!!
子犬くらいの大きさになったハクトとクロトを見て俺は感激した
なんて可愛いんだ、クリッとした目ピクピク動く耳ユラユラ揺れる尻尾
天使だ、天使が居る あぁ...戯れたい!
「どうしたんだい、さっきから黙っちゃって」
「なぁ〜、触ってもいいか」
「いいけど、いきなりどうしたのさ」
「いや〜俺、犬が大好きだからな、戯れたくなっちまった」
「犬じゃなく、狼じゃがな」
クロトがそんな事を言って来るがそんな事は問題ではないのだよ
では、二人 (匹)からの許可は貰ったし、
レッツモフモフタイム!
まず頭から撫でてみる、モフッて効果音が聞こえてきそうな感覚とともに俺の手を幸せが覆った
なんて手触りの良い毛だ、そのまま背中にかけて撫でて行く、今まで触った中で一番だな
しばらくの間、両手で二匹を撫で続けた、幸せってこう言う事を言うんだな
気がつくと周りを囲まれていた、なぜこんな事になってしまったと言うと
二匹を撫でるのに夢中になってしまい、こいつらが起きるのに気づかなかったのだ
二匹からの視線が痛い、しかし、それならこいつらも気づかなかったのだろうかとは、言わない
状況が悪化しそうだからな
「なんだかわかんねーが、へっ、獲物が増えたみてーだな」
ボスっぽい奴の声でまだ寝ていた商人っぽい奴もめを覚ました
「う〜ん、ってぎゃーーーー!!」
「まぁ落ち着け」
「あ、あなたは!?」
「あー、俺は旅人だ、あんたが襲われてたから助けにきてやったぜ」
「あんな数に勝てる訳ないだろう!あんただけでも逃げろ!」
「逃げろったって、囲まれててるから無理だろ」
こいつ、優しいいんだな、よしっ
「まぁ俺に任せとけ」
「何言ってんだ、お、おい!」
俺は静止の言葉も聞かずに走り出した、そしてそのまま、一気に接近し
「スタンボルト!」
スタンボルト、雷魔術Lv3の魔法だ、相手を気絶させるくらいの電撃を放出する
「いつの間にっ!やっちまえお前ら!」
ボスっぽい奴が仲間に指示を出すが、遅い
俺はもう三人を気絶させている、一人が剣で切りかかって来るが、それをあっさり躱すと、スタンボルトを喰らわせる、はいっ四人目
そこからは、一方的だった三分と経たずに残りはボスっぽい奴だけになった
「どうだ、降伏するか?」
「降伏?はっ笑わせるな、そいつらを倒せたからって調子に乗るなよ!」
その瞬間、奴が何かを投げて来るのが見えた
俺はそれを難なく躱すと、奴に接近しスタンボルトを当てた、それで戦闘は終了、
なんか、ほかの奴と変わらなかったな