表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
The battle of parallel world  作者: 青緑
12人の戦士
8/22

出会い

四人はリーフデ・パッシーの待つ西側に着いた。しかし、そこに二人の姿はなかった。

ティーガーから降りて皆で探しているとどこからか声がした。


「みんな!こっちこっち!」

声の方を見ると、草むらの向こうでパッシーが手招きしていた。


「早く来て! 人が倒れてるの!」

「マジで?! どこでだ?」

「こっちよ。ついてきて。」


四人はパッシーと共に走ってその場所へ向かった。




日高達がそこに着くと、そこには一人の倒れてる人とその人の様子を見ているリーフデがいた。

「この人よ。 探している最中に草むらで音がするから見に行ってみたら倒れていたの。」

パッシーが説明する。


「ふむ、女性か。目立った傷はないし、獣に襲われたわけではないようじゃのう。」

「そうみたいだね。それにしてもこの服装、見たことがないね。 日高くん、もしかしてこの人君のいた世界の人かい?」

「ああ、間違いない。」


ジールの質問に日高は断言した。

そして倒れている女性のそばに立ち、


「だって俺の知り合いだからな。 なあ・・・お前起きてるだろ!」


思いっきり蹴っ飛ばした。


「痛ったぁ!」


女性は飛び起きる。

「なんだ、やっぱり元気そうだな葵?」

日高は笑いながらそう言う。

葵と呼ばれた女性は不満そうだ。


「むぅ。ひどいよみっちー。せっかく倒れたふりして近くの村まで運んでもらおうと思ったのに。」

「残念だったな。 この近くの村は諸事情で使えん。 まあそれは置いといて自己紹介しろよ。 他の皆は何がなんだか分かってないぞ。」

周りで呆然としている五人を見て日高は言う。


「ありゃ。本当だ。 じゃあ自己紹介するね。私は 下北しもきた (あおい)。みっちーの同級生だよ。よろしくね! あ、あと助けてくれた二人はありがとう。助かったよ!」





瓦礫の山西側 ティーガー前。


全員が自己紹介を終えたのち、日高は下北に今何が起きているのかを説明した。


「というわけでだ、葵、歩兵の指揮をしてくれ。人が足りん。」

「ええっ! 私海軍専門なんだけど。」

「陸戦の知識は持ってるだろ。」


話をしたところ、下北も日高と同じく経験はないのに知識を持っているというのがあるらしい。


そして今は彼女に歩兵部隊の指揮官になってもらえるよう説得中である。


「第一今戦力どれくらいあるの? 敵は数百なんでしょ?」

「こっちの戦える人はお前いれて12人。戦車の乗員で6人いるから歩兵は6人だな。」

「少なくない?!勝算はあるの?」

「ある。このティーガーとお前の協力があればな。」


下北はしばらく考えるようなそぶりをした。そして、


「そこまで言うならやってあげる。 やるからには全力でいくから!」

明るい顔でそう言った。

「助かる! 本当にありがとう!」

「いいのいいの。 実はこういうのやってみたかったから。」


下北の参加。 人数で見ればたった一人増えただけだが、戦力的には大きく増えたはずだ。


これでもう負けることはない。

日高はそう確信した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ