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一話

あぁ、またまたやってしまった。

ということで、『大罪の担い手』と一緒にテスト期間中は更新します。

その後は、どっちかを交互に更新して、もう片方を土日に更新しよう。そうしよう。

では、始まり始まり~。

私は、来栖くるす 諷太ふうたと言う。

生まれた頃から目が見えなかった。そのせいか、昔から大人びていたと良く言われる。それなりに苦労してきたと言って良いだろう。

しかし、私には良き相棒で、親友とも言える存在が居る。

盲導犬のハウルだ。

幼い頃からハウルには世話になった。

体を悪くして、盲導犬を引退してからも一緒に居る。いや、居た。


なぜなら、


今私は、包丁らしき刃物を刺されている。


恐らく強盗か何かだろう。


さっきから「や、やべえ。やっちまった。」などと言う声が聞こえる。


どうでもいい。


もう私は声も出ない。助からないのだろう。それに今は体が燃えるように熱いだけだ

だが、ハウルが気がかりだ。今ハウルは昼寝をしているはずだ。しかし、この強盗のこと、もしかしたらハウルまで殺してしまうかもしれない。


あぁ、意識が遠のく。‥‥‥‥‥この鳴き声は、ハウルか?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ダメだ。ハウル、生き‥‥‥‥‥‥て、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。


☆☆☆☆☆☆


ああ、ここはどこだ?

私は強盗らしき人に刺され、気を失い、ココに居る。

そもそも、ココとはドコだ?

ココがあるのは分かる。確かに存在している。しかし、固定された形が無いのだ。言ってみれば四方を霧に囲まれ、周りが一切見えない状態。

‥‥‥‥‥‥‥?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ッ!。

体が‥‥‥‥‥‥‥‥無い?どういうことだ?私はココにいるはずなのだが‥‥‥‥‥‥‥‥?


「その疑問には僕が答えてしんぜよう。とうっ!」


そう言って突如現れた黒い穴から飛び出てきたのは、イタイイケメンだった。


「酷いよ!イタイ×イケメンだなんて!滅茶苦茶イタイ子じゃないか!」


私は今声を出していないはずだが?なぜわかった?


「フッフッフッ、『なぜわかった?』とな?僕が神だからに決まっているからなのだよ!」


威厳のいの字すら感じられない神か。


「ガーン(゜◇゜)!そんなバカな!僕に威厳が無いだとおーーーぅ!いやいや、そんなはずは無い。なぜならば僕は 『くどい、用件を早く伝えてくれ。』 はうぅぅ。」


そもそも一個人に神が来る方がおかしいと思う。

ならば私に何かようがあるはずだ。ということで用件を早く。


「クッ!‥‥‥‥‥‥‥転生のお誘いに来ました。神です。」


そんな顔して言わなくても。‥‥‥‥‥ん、転生?何ソレ?


「だーかーらー。よくあることとは言わないけど、キミは運が良かったの。コチラに来た人に対してランダムで百年に一人転生させるんだけど、それに丁度大当たり。オッケェ?で、アッチの世界にキミは丸ごと転生するんだよ。」


なる程。で、その説明に来たと。


「そう、その通り!で、転生についてだけど、転生する世界は決まってるから。で、幾つか特典をあげるの。」


そいつが悪人だったらどうするんだろうな?


「それは無いよ!なぜならっ!悪意ある奴はっ!最初からメンバー外だからさっ!」


調子が戻って来たようで何よりだ。


「で、話は戻って。特典について何だけど。どういう物が欲しい?」


1、そちらの世界がどういうものかの説明。

2、ハウルが幸せな生涯を送ること。

3、健康、そして目を直したい。

以上三つだ。


「オッケー、世界の基本知識に関してはインプットしておくから。ハウル君は‥‥‥‥‥‥‥‥‥うん、オッケー!既に死んでるらしいから、来世での運を上げといたよ。で、最後もお安いごようさ!‥‥‥‥‥‥‥。ふぅ、終わった終わった。よし、残った力はあちらで死なないようにキミにあげる。有効に活用して欲しいな。あ、あと、僕は[技巧神 ハマル]。キミに加護を与えよう。」


あ、ありがとう。


「では、キミに幸あらんことを」



テスト勉強、疲れる。

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