【プロットタイプ】髪フェチ?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
髪フェチってよりかって感じ。
お眼鏡に適ったというか。
鏡花に膝枕されていて、妙なやりにくさを感じた。何時も触れている部分に触れられない。臀も手も床に着いている。視線も下から見上げる形である。
非常にもどかしい。奇妙な違和感がかる。其れが視線にも出てしまったのか、鏡花直々に声を掛けられた。
「なぁに〜? そんな猫がイカ耳する様な目をして。何時もの座布団の方が良かった?」
何時ものウザ絡みが始まったので、回転して床に転がった。今の気分ではない。
また別の日に鏡花が床に寝そべっているので、何時もの様に臀と腰の間に座る。そうして背に散らばった髪に触れる。丁度、右手全体を乗せる様に。
「瑠衣たん、髪好きだよね〜」
別に髪が好きという訳ではない。常日頃過ごしている中でも、進んで触れる様な真似はしていない。俺が触れるのは、此奴の体を座布団にしている時だけだ。
ただ思い返すのは、よく晴れた日のことだった。真っ白な光が降り注ぐ、太陽光の中、此奴の髪は鮮やかな赤銅に輝く。蛍光灯に当たっただけでは、黒のまま。
だから必然的に目が行く。些細な光の変化でも、容易く色を変えてしまうこの色彩に。
「この間、私の膝枕嫌がったの、髪に触れ無かったからでしょ?」
そう言われて思い返す。あの時、俺の頭部は此奴の膝の上にあった。手は床に置かれ、滝を作った長髪は、手の届かぬ背後にあった。
「まぁ、お前の中で一番好きな部位と言ったら髪だろうな」
顔立ちでも、体付きでもない。増して性格でもない。日光に当たった時に輝く、あの赤銅が俺を惹き付けて止まない。其れが名残惜しくて、今もこうして触れるのかも知れない。
「其れは其れとして重いから退いてね〜」
何時もの様に面倒臭さに磨きが掛かって来たので立ち上がる。鏡花も起き上がると、自分の髪を弄ぶ。枝毛でも探す様に。
「じゃあ、明日もリンス頑張りますかな。君に可愛がって貰える様に」
そう言いながら、部屋を後にした。どうやらもう眠るつもりの様だった。
更新が遅い時は大抵、事態が立て込んでるか、ネタが浮かばないかのどちからです。
大抵は前者ですが。
『書けない』と叫びながらも、クオリティ低いながらも書きます。
クオリティは低いですが。
瑠衣って鏡花の髪好きだけど、髪フェチって訳でも。
と思った話。
お眼鏡に適ったんじゃないかな。綺麗な物が好きだからさ。
あーネタ。




