仲直りだってしますよ
2009/07/01(水)
冷静に考えたら、何故にガミさんとケンカになったのか、よくわからないヨッシーですよ。
まあ、ケンカなんてそんなもんだもんね。
さてと、無駄に意地を張ったりせず、俺から謝って、そんで上手いこと手紙を送るってことで整理をつけましょう。
てことで、ガミさん宅へ。
少し気まずい空気が流れつつ、切り出しましょう。
「・・・ガミさん?」
「ヨッシー、ごめんね」
「え?」
「僕、ひどいこと言っちゃった」
ガミさんから謝ってくるとは意外でしたね。
「まあ、俺も悪かったと思うし・・・」
とはいえ、これで、すんなり仲直りです。
「ヨッシーの部屋にも、きっと妖精いるよ!」
「え、論点そこ!?」
普通に第2ラウンドを始めようかと思いましたが、俺は大人なんで、やめましたよ。
「それで・・・」
ガミさんはパソコンでインターネットをやり始めましてね。
「どうしたの?」
「ヨッシーに大阪の素晴らしさを伝えようと思ったんだよ」
「・・・はぁ!?」
「これを見れば、きっとヨッシーも大阪に行きたくなるよ!」
・・・その発想はなかった。
てことで、色々と見せられましたよ。
まあ、確かにたこ焼きとかお好み焼きとか美味しそうだし、結構魅力的に見えます。
でも、そもそも、そういう問題じゃないしということで、俺の考えは変わりません。
「てか、前も言ったけど、金かかるでしょ。新幹線って高いんだよ?片道で1万はかかるって。往復1万とかじゃないとさすがに厳しいよ」
「そっか・・・ヨッシーに負担かけちゃ悪いもんね」
あ、何か俺が貧乏で一杯一杯なことになってる気がする。
まあ、話的にその方が好都合だし、このままにしますか。
「ヨッシー、だけど・・・もう少しだけ考えさせて」
「てか、何でそんなに拘るわけ?そもそも、あの手紙、普通に別れの手紙だし、ハッピーだって今じゃ他に彼氏出来てるかもしれないじゃん?そうだとしたら届ける意味だってないぐらいなんだし・・・」
「ヨッシー、わかってない!」
「え?」
やべ、ガミさんが熱くなってきた。
ここで応戦するとまたケンカになるんで、右から左に受け流しましょう(ぇ
「この手紙、トッピーの思いが詰まった手紙じゃん!」
「え?」
「トッピーが、本当にハッピーのことを大切に思ってるってことがよくわかるよ!」
「・・・いや、でも、普通に別れの手紙やん」
「もう、僕が説明するよ!」
その後、ガミさんから文章解説を延々聞かされることに。
てか、俺、最近はまともに恋愛してないから、そんなこと言われても、理解出来ないっての。
そもそも、女っ気のないガミさんに説明されても信憑性ないっての。
そんなことを思いつつ、やっとガミさんの話が終わりました。
「ヨッシーも大阪行きたくなったでしょ?」
「だから、交通費がかかるから無理だっての」
「あ、そうか・・・。じゃあ、1人で行こうかな・・・」
「いや、1人で行くのはダメフラグでしょ。それなら、手紙を送った方がいいって」
「そうかな・・・」
お、ガミさん、あと少しで折れそうですね。
「・・・ヨッシーの考えもわかったけど、やっぱり考えさせて」
おっと、なかなかにしぶとい。
まあ、あと少しですもんね。
「うん、わかった」
ここは了承します。
てか、これで手紙を送るってだけで済みそうです。
いや~、一時はどうなることかと思ったぜ~。
そういえば、普通にガミさんと仲直りが出来た1日でした。