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今更ですが友達出来ました

2009/06/28(日)


実は中学の頃からギターに興味があったヨッシーですよ。

普通に友達で弾いてる人とかいましたしね~。

ただ、音楽の才能とかないしな~といった感じで、やんなかったんですけどね。


さてさて、ミサは昨日もガミさん宅に泊まったようです。

まあ、明日大学があると思うし、今日はすぐに・・・帰らないと思います。

「ヨッシーさん、公園へ遊びに行きませんか?」

ほらね。

ミサ、君の動きは完全に見切った!

見えるぞ!私にも敵が見える!!


で、ミサの手にはフリスビーが。

あ、てか・・・

「ガミさんは?」

「ゲーム作りで忙しいようです」

「あ、そう・・・」

まあ、昨日も普通に2人で大丈夫だったし、いいかな。

それより、ガミさんがゲームを作ってるってのに別の嫌なフラグを感じますが、気にしません。


そういえば、マサも今日、公園にいるはずですよね。

上手く合流出来れば嬉しいですね。

まあ、そんなことを考えつつ、ミサとフリスビーで遊ぶことに。

誰かとフリスビーやるのは、みーちゃんとやって以来ですね~。

あ、てか、みーちゃんって今、どうしてんだろ?

一応、連絡先は知ってるんで・・・いや、面倒だし、ここはそっとしときましょうかね(マテ


ただ、今日のフリスビーは・・・


「私が向こうに行くので、ヨッシーさんはここにいて下さい!」

ミサはウキウキとした様子で、タッタッタッタ・・・遠くね!?

普通に50メートルは離れてます。

フリスビー、ちゃんとしたやつじゃないし、無理じゃないかな?


「行きますよー!」

ミサは手を振った後、その場でターンをするように回り、そのままの勢いでフリスビーを投げ・・・俺、普通にキャッチ出来ちゃったし!

あ、てか、昨日の時点で気付けば良かったよ。

ミサ、運動神経、メチャクチャいい気がします。

さっき、軽く走ってるとこ見たけど、普通に速いし、同時スタートでも走り負ける予感がしました・・・。


「ヨッシーさーん!投げて下さーい!!」

てか、俺、届かねえから!

でも、ここで諦めるなんてことは出来ないんで・・・やってみるさ!(負けず嫌い

とりあえず、腕を思いっきり振って・・・行け!


おお、結構飛んでる~!

俺、やれば出来るじゃん!

・・・ミサのいる方とは全然違う方向に向かってるんですけどね(マテ

いや、あれですよ。

俺、Sな性格なんで、意地悪な場所をわざと狙ったんですよ(モットマテ


しかし、ミサはフリスビーの軌道を読むと、猛ダッシュ。

結構高い位置を飛んでいたフリスビーをジャンピングキャッチ!

普通にすげ~ってか、フリスビーってこんなダイナミックな遊びだったっけ?

そのまま、勢いを殺し切れなかったのか、ミサは近くの木に激突(ぇ

で、フラフラと倒れてしまいました(ぇぇ


・・・って、ミサー!?


とりあえず、急いで向かいましてね。

「大丈夫!?」

「いたた・・・ごめんなさい」

「いや、今のは俺のが悪いから・・・」

てか、軽くタンコブ出来てるし。

そこまで頑張らなくても良かったじゃん。


「大丈夫?」

とそこで、心配そうに声をかけてくれた人が・・・って、マサじゃん!

「本当に来たんだ?」

「うん、ここ、自然も多くて気持ちがいいから、よく来るんだよ」

マサ、この公園に来る目的、ギターの練習をしに来るだけじゃないんですね。

てか、今日はギター持ってないし(軽く残念


「ところで・・・」

「ああ、ミサ・・・」

あれ、いない?

って、また俺の後ろに隠れてるし!?


「何で、そんな警戒してるわけ?」

「世間は怖いと母が言ってました」

「いや、俺的にその過剰反応のが怖いって・・・」

「ヨッシーさん、私を守って下さい」

・・・女の子に1度は言ってもらいたい台詞、こんな場面で言われちゃったよ(軽く残念

てか、ミサって、極度の人見知りなんでしょうかね?

俺とは普通に初対面から話してたし、そんなわけないと思うんですが・・・。


「ヨッシーって言うんだ?」

「ん?」

「いや、昨日、俺しか名乗ってなかったからさ」

「ああ・・・うん、ヨッシーでいいや」

はいはい、リアルでヨッシーと呼ぶ人追加と(諦めモード

ガミさんと会う前は、ヨッシーと呼ぶ人、2人ぐらいしかいなかったのに、今じゃ随分と増えてきましたね・・・。


「こっちはミサって言って、隣人の妹なんだよね」

「よろしくね」

マサの挨拶に、ミサは無反応・・・って、感じ悪いよ!

「ミサ、こっちはマサって言って・・・俺の友達?」

「そうそう。ヨッシーの友達」

軽く尋ねる感じで聞いたんですが、マサも俺のことを友達って思ってくれてたみたいですね。

てか、改めてよろしく!


「マサさん、初めまして。ミサと申します」

「え・・・あ、よろしく」

「はい、よろしくお願いします」

お、ミサ、メチャクチャ礼儀正しいです。

って、さっきまで隠れてたのに何で急に挨拶始めたの!?


「切り替え早くない?」

「ごめんなさい、私、マサさんがヨッシーさんの友達だと知らなかったので・・・」

「俺の友達だと何で大丈夫になるわけ?」

「ヨッシーさんの友達なら、絶対にいい人ですから!」

「え、何その法則?」


そんな俺とミサのやり取りを見て、マサは笑ってました。

「あ、てか・・・ミサとマサってあだ名似てるね。ミサ、運命感じるんじゃない?」

ミサには毎度お馴染みの運命ですね。

「いえ、全然感じないです」

「あ・・・そっか」


・・・何で!?

オムライス好きとか、パジャマ派とか、それに比べれば珍しいことじゃないの!?

いや~、乙女心ってわからないですね~(そういう話じゃないと思います


そんなこんなで、マサを含めて3人で話してたんですけどね。

てか、マサとはすごい話が合うんですよ~。

ミサの謎発言に対する反応も似てるし、一緒にいて、とても居心地がいいです。

ここに引っ越してきてから、初めての、気の合う友人になれるかもですね。

で、そのままギターの話題に。


「マサ、ギター上手いよね」

「そんなことないよ」

「いえ、とても上手でした」

あ、てか、ミサもすっかり打ち解けてますね(良かった

「歌ったりはしないの?」

「あ・・・うん、前は歌ってたんだけどね。最近はソロギターにしちゃってるんだよ」

「じゃあ、ヨッシーさんが歌えばいいじゃないですか!」

うわ、ミサがいらんフラグを立て始めてる!?


「ヨッシー、音楽に興味あるの?」

「いや、俺はあまり・・・」

「ヨッシーさん、パソコンで曲を作ってて、その曲がすごい良かったんですよ! カラオケで歌も聞きましたけど、すごい良かったんですよ!」

「へ~」

はいはい、フラグが立った気がしますよ。


「今度、ギターやってみる?俺が教えるよ?」

「え・・・」

「いいじゃないですか!」


はい、ここで冒頭でも書きました、中学時代の話に入ります。

てか、このこともずっと忘れてて、最近、トッピー&ハッピーの件で過去を振り返った時に、自然と思い出したことなんですけどね。

最近ジョギングをしてるのもそうですが、学生時代、真剣にやってなかったことを今更始めるってのも悪くないかなと思いましてね。


「じゃあ、今度、時間がある時に教えて」

「俺はいつでもいいよ」

「いや、俺が色々と忙しいかもだからさ・・・」

そろそろハッピーの今の住所がわかりそうですしね。

てか、何か新しいことは、それが済んでから始めたいですし。


そんなわけで、そのうちギターを教えてもらうことになった1日でした。

まあ、話だけで、なくなる可能性高いですけどね。


そうそう、ミサは夕方ぐらいに帰りましたよ。

まあ、夏休みにまた遊び来ると行ってたんで、すぐにまた会うことになりそうですけど。

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