手がかりは記憶の中に
2009/06/23(火)
最近、普通に暑くて、走らなくてもいいかな~なんて気持ちが溢れてるヨッシーですよ。
まあ、白い悪魔に勝つため、頑張りますけどねってことで、ジョギングへ。
トッピー&ハッピー捜しについて、色々と考えてはいますが、未だに本名すらわからないという状況に困り果ててる感じです。
そんなもやもやを走ることでスカッとさせようと思いましてね。
普通に現実逃避な気もしますけど。
で、汗だくになって帰って来たんで、シャワーを浴びてのんびりと過ごすことに。
てか、自分、ここに来てから1年経つってなことを書きましたが、この町のこと、全然知らないんですよね。
近所付き合いとかも全然してないですし、この町の住人だ!って自信持って言えない感じです。
隣人さんも気付いたらいなくなってて、また新しい人が来て、でも気付いたらその人もいなくなってて、といったことを繰り返してましたしね。
そんなことを考えてた時に、何故か閃いたというか、思い出したんですよ。
俺がここに引っ越してきた直後に届いた手紙の存在を。
まあ、簡単に言うと、前の住人に向けた手紙が何通か届いたんですよ。
引越し直後とかだと、よくあることだと思います。
とはいえ、その手紙の内容とか、ほとんど覚えてないです。
唯一覚えていることといえば・・・ハッピーってあだ名が書いてあったことぐらい(ぇ
え、何で、そんなことを覚えてるかって?
いや~、これがフラグになって、恋人同士になる可能性あるじゃないですか~(ないない
まあ、実際は変わったあだ名だな~ってことで、何となく記憶に留めてたと言いますかね。
とはいえ、トッピーの手紙を見つけた時点で、すぐに思い出せないほどのかすかな記憶なんですけど。
でも、この記憶が確かだとしたら、ハッピーは俺が引っ越してくる前まで、ここに住んでたということ。
さらに、俺が引っ越してきた直後、隣(ガミさん宅)にいたのがトッピーだった可能性が高いということ。
そういったことが自然と見えてくるわけです。
うん、これだけだと、ほとんど進展なしのままですね(未だに本名不明だし
しかし、俺の策は尽きないんだ!
てことで、大家さんのところへ。
前回聞いた時は、ほとんど情報がなかったですからね。
しかし、俺が引っ越してくる前にいた住人と、その隣の住人といえば、大家さんも覚えてるはずだ!
で、結果は期待通り、
「・・・う~ん、覚えてないね~」
になりませんでした(グスン
てか、1年ほど前のことなんだし、マジで覚えててよ。
俺も人のこと言えないけど、大家さんなんだから、近所付き合いをよくするとかさ~。
う~ん、これで手詰まりでしょうか・・・いや!
まだだ!まだ終わらんよ!
とりあえず、うちのアパートに住んでいる人って、2階の2部屋は俺とガミさん、1階の2部屋のうち、1部屋は大家さんです。
つまり、あと1部屋、残ってるんだ~!!
・・・空き家でした(グスン
はいはい、これで手詰まりと。
うん、俺、頑張ったよね?
もうゴールしてもいいよね?(あかん!
てか、そもそも手紙の内容、別れを伝えてる感じだし、今更届ける必要ないじゃん。
ガミさんに釣られて、何か頑張っちゃったけどさ。
「あ、ヨッシー?」
そこで、どっかに行ってたらしいガミさんが来ました。
まあ、とりあえず、今日あったことを話すことにしましたよ。
何でかというと、頑張ったってことを伝えて、褒めてもらいたいからです(マテ
無駄な努力ではあった気がするけど、頑張ったことに変わりはないですからね。
で、話し終えましてね。
新たな展開が・・・(ぇ
「ヨッシー?」
「ん?」
「そのハッピーへの手紙って、もうないの?」
「・・・あ」
ガミさんにも協力してもらい、部屋の大掃除が始まりました。
てか、手紙が届いた時、大家さんに言ったんですけど、ほっといていいよ~的なことを言われてしまい、適当にどっかへやっちゃったんですよ。
つまり、捨ててなければ、まだあるはずです。
・・・うん、普通になかったよ(ぉぃ
てか、1年前に届いた手紙、しかも俺宛じゃないとなれば、捨てちゃってるよ。
何か、他にないかな~・・・。
「ヨッシー?」
「ん?」
「思い出したんだけど、ヨッシーの郵便受け、手紙がたくさん溜まってたよね?」
「ああ、俺、引っ越してきてから、ほとんど手紙チェックしてないし・・・」
てか、ある程度溜まって溢れてきたら、適当にはみ出してるのだけ出しては捨てるってなことを繰り返してるんですよね~。
って、古い手紙は下に残ってるってことじゃん!
「ガミさん、ナイス!」
俺、普段は過去のこととか振り返らない性格なんですよ。
しかし、今日は記憶の奥底まで掘り起こさないといけない日のようですね。
とにかく、郵便受けの手紙を全部持って、部屋に戻りました。
そして・・・
「あったー!」
ハッピー宛と思われる手紙発見です。
何とか、1枚だけありましたよ。
と、そこで、何となく送り主を見たんです。
あれ、何か見覚えが・・・?
散々過去を振り返り、思い出しやすくなってたんですかね。
「これ、隣に住んでた人の名字だよ」
名前は女性っぽいんで、トッピー本人ではなさそうですけどね。
単なる同姓の可能性もありますが、ここはトッピーの母親と信じたいとこです。
てか、これでハッピーの名字と名前、さらにトッピーの名字はわかりましたよ!
しかし、その程度では終わらないです。
「それ、住所は?」
ええ、送り主の住所が当然書いてあるわけですよ。
「ああ、ここから電車で少し行ったところかな・・・。住所からネットで地図調べられると思うよ」
「じゃあ、明日行こうよ!」
あはは、またこの人は活動的というか、何言ってるんだかって感じですね。
ここは自分の考えをビシッとぶつけましょう。
「ああ、俺も行こうと思ってた!」
いや、こんだけ苦労して見つけた手がかりなんだから、トコトンまでやっちゃおうかと思いましてね。
さっきも言った通り、そもそも論で届ける必要ないんじゃね?って気持ちもありますが、中途半端は嫌ですし。
まあ、とにかく、ありえないほど上手くいき、無理と思われていた、トッピーへ手紙を届けるって目的が達成出来そうじゃないですか!
てことで、明日も頑張るぜ~!
以上、あまりの急展開にテンション上がりまくりな1日でした。