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今になって宿題?

2009/06/02(火)


音楽の授業の成績は3だった気がするヨッシーですよ(普通


さて、今まで言い忘れてたんですが、スポドリがコンビニに現れるのは、午後1時ぐらいなんです。

まあ、少し前から張り込みしようという発想なんでしょうかね。

「ヨッシー、コンビニ行くよ!」

ガミさんは12時30分ぐらいにコンビニへ向かうんですよ。

って、まだ諦めてなかったの!?

いつもは3日で諦めるガミさんですが、今回はなかなかしぶといですね。


「今日もスポドリの説得に行くの?」

「うん、僕、いいこと考えたんだよね」

高確率でいいことじゃないと思いますが、気になるので聞いてあげましょうかね。

「何?」

「ヨッシー、きっと驚くよ」

今日のガミさん、随分ともったいぶりますね~。

「あのね、スポドリにどうして学校行かないのか、直接聞いてみるんだよ!どうかな?」

「・・・うん、いいんじゃない?」

その考えを俺は初めから持ってたんですけど・・・。


あ、だったら最初に教えてやれよって意見はいつも通りスルーしますよ。

まあ、あれです。

ガミさんが自分と同じ結論を持つと信じていたんで、今まで言わなかった的な感じですよ(チガ


とはいえ、今日は何かしら進展あるかな~ってフラグが立ってるじゃないですか?

しかしながら、スポドリがコンビニに現れないという根本問題が発生しまして、今日は進展なしなんですよ(ぇ

きっと、昨日のうちにスポーツドリンクを調達しちゃったんでしょうね(勝手な予想

そんなわけで、ガミさんは残念な様子でしたが、帰ることに。


その後、ガミさん宅で遊ぶことになりました。

今日はパソコンの話とかする感じですけどね。

てか、ガミさん、少ししか経ってないのに、それなりにパソコンを使いこなせてきてるんですよ(ビックリ

今まで、単にやっていなかっただけで、吸収力はある方なのかもしれません。

とはいえ、時期尚早なこともありましてね・・・。


「ヨッシー?」

「ん?」

「ゲーム作りってどうやればいいのかな?」

「え?」


まさかのゲーム作り(てか、プログラミング)に挑戦!?

いや、さすがにそれは厳しい気がします。

自分はすんなり出来たけど、普通に生きてれば、プログラミングって馴染みのないものだと思いますし、無理じゃないかなと。

しかし、ガミさんはやる気満点です。

まあ、教えるだけ教えておくかと、フリーのプログラミングソフトを落として、設定もしてあげました。


「でも、どんなゲーム作るの?」

「楽しいゲームだよ!」

抽象的だ~。

「まあ、まずは慣れるために簡単なゲームがいいよ」

「簡単なゲーム?」

「俺は最初、ジャンケンゲームを作ったけど・・・」

「じゃあ、僕もジャンケンゲーム作る!」

真似っこかよ!?


とはいえ、ジャンケンゲームってプログラミング初心者には普通にオススメだったりします。

乱数(ランダムな数字)とか、勝敗判定とか、ゲームの基本みたいなものがありますしね。

てことで、ガミさんにも、ジャンケンゲームを作ってもらいましょう!


「じゃあ、僕、1週間で作るよ」


・・・うん、何でハードル上げたのかな?

まあ、勝手にして下さいな。

その後も、ゲーム作りについて色々な話をしまして。


「最初は絵とかBGMとか無視して、とにかくプログラミングだけやった方がいいよ。ジャンケンゲームってのも、ボタンを押したら勝敗を判定してくれるとか、そんなのでいいからさ」

「うん、わかった!でも、そのうち、絵もBGMもすごいゲーム作るよ!」

すごいゲームって、これまた抽象的だ~。


「てか、プログラミング出来ても、絵とかBGMは別で作らないといけないし、大変だよ?」

「ヨッシーはどうしたの?」

「俺は自分で作っちゃったかな。絵は簡単なものしか使わないゲームにしたから、そもそも必要なしって感じだったし」

「BGMは?」

「作曲ソフトで簡単に作ったよ」

「作曲出来るの!?」

「いや、別に適当に作っただけだよ」


実際、大したことしてないんですよ。

音楽とか、多少は興味あったんですけど、自分は才能やらがあるわけでもないですしね。

うん、てか、そう考えてるなら、そもそもこんな話をしなきゃ良かったです。

話をしなければ・・・


「じゃあ、いつか僕のゲームのBGM作ってよ!」


こんな面倒な頼まれごとをされることもなかったのに・・・。

まあ、これだけなら上手くかわせそうだし、よかったんですよ。

しかし、問題を大きくするガミさんですからね。


「そうだ!せっかくだから、1週間で何か曲作ってよ!」


面倒なノルマが出てきたよ!?

「・・・え、何で?」

「僕、ジャンケンゲームを頑張って作るから、ヨッシーは曲を頑張って作る!丁度いいでしょ!?」

いや、全然丁度よくないし。

「てか、曲って、どんなの作ればいいの?」

「そうだね・・・」


ガミさんは少しの間、考えまして、

「非現実的な曲にして!」

その依頼が非現実的だよ!

てか、非現実的な曲って何だよ!?


「よくわかんないんだけど・・・」

「えっと、現実とは違うような、不思議な感じというか・・・」

しばらく、ガミさんの抽象的な言葉を聞き、整理しましてね。

そんで、俺が持った結論。


「幻想的でいい?」

「あ、うん!」

てか、幻想的と非現実的は大分意味合いが違う気がするんですが・・・。


というわけで、この歳になって宿題を出されちゃった1日でした。

まあ、あまりやることないわけだし、久しぶりに作曲してみましょうかね・・・。

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