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人を捜してます

2009/05/29(金)


今日は雨です。

でも、雨はそれほど嫌いじゃないヨッシーですよ。

まあ、基本的にインドアというか引きこもりなんで、影響ないってだけですけどね。

ただ、外に出るとなると話は別です。


昨日の話では、今日、近くの中学校に行くってことになってます。

とはいっても、雨が降ってるし、なしになったかな~。

なんて期待をガミさんにしてはいけないですよね・・・。


「ヨッシー!」

はいはい、ガミさん来たよ。

遠足みたいに雨天中止にしてくれればいいのにね。

まあ、しつこくドアを叩かれたんで、とりあえず開けることに。


「スポドリの友達を捜しに行くよ!」

はあ、やっぱり行くのか・・・って、ガミさんの格好おかしいんだけど!?

青色の雨ガッパの上に、少し大きめな透明の雨ガッパ。

ついでにメチャクチャでかい傘。

どんだけ雨を避けてるんだよ!?って格好です。


てか、雨ガッパ、よく2枚着れましたね。

摩擦がひどくて、2枚重ねなんて出来そうには見えないのに・・・。

これが噂のガミマジックですね(噂にはなってません


とりあえず、こんだけ徹底した格好をされたら行かないとも言いにくく、一緒に行くことに。

てか、近くの中学校、昨日も書きましたけど、嫌な思い出があるんで、あまり行きたくないんですよ。

嫌な思い出というのは、新入生にエールを送ったことですけどね・・・って、今考えても意味わかんないし!

あ、わけがわからない人は、4/8のブログでも見て下さいね。


そんなことを考えつつ、中学校に到着。

てか、近くにはこの中学校しかないから、スポドリは多分ここに通ってるだろうけど、その友達を捜すとなると骨です。

そもそもどうやって捜そうか・・・?


そんな俺の疑問に答えるように、ガミさんは下校中の生徒に声をかけます。

「スポドリの友達を捜してるんだけど、知らない?」

いや、スポドリってガミさんが勝手に付けたあだ名やん!

てか、そもそも格好が不審だし、リアルで通報されちゃうよ。

ここは早々に引きましょうかね。

と思ったら・・・


「誰か、捜してるんですか?」

うちらに話し掛けてきた生徒が・・・。

うん、よい子のみんなは知らない人に声を掛けないようにね!

まあ、いいカモが来たということで、ガミさんは話を始めます(ちょっと違くない?


「スポドリって知らない?」

むしろ、その質問の意味がわからんわ!

「スポドリですか?」

「学校行ってないみたいなんだけど・・・」

「あ、○○君ですか?」

わかったの!?


てか、スポドリの本名知らないから、名前言われても合ってるかわかんないし。

「うん、きっとその子だよ!」

でも、ガミさんは自信満々だし(ぇ

「スポドリって呼んでいるのは・・・?」

「彼のあだ名だよ!君も彼のこと、そう呼びなよ!」

「え、でも・・・」

「お互い、あだ名で呼び合うのが、友達ってものだよ!」

へぇへぇへぇ(3へぇ

「じゃあ、そうします」

いや、そうしないで下さいよ!?


その後、ガミさんと、その生徒はしばらく話しまして・・・。

「わかりました。僕がスポドリを説得してみます」

いつも通り、急展開なんだぜ。


てか、一部始終を見てて、思ったことがあるんですよ。

この生徒、ガミさんと意気投合してるな~って(ぇ

まあ、明日は休みだしってことで、うちらと一緒にコンビニに行って、スポドリを説得しようってことになりましたよ。

って、スポドリがコンビニに来ない可能性を2人は全く考えてないようですね(ダメジャン


「君、名前は?」

そういえば、名前聞いてなかったですね。

「僕、○○って言います」

「そっか、あだ名どうしようかな・・・」

いや、名前で呼んでやれよ!


その後、ガミさんは少しの間、考えたようでして、

「君、好きなジュースは?」

「リンゴジュースです」

「じゃあ、アップルって呼ぶよ!」

彼のあだ名はアップルに決まりました~って、何でだよ!?

その理論で言ったら、ガミさんのあだ名、コーラになるやん!


「アップルなんて、かっこいいですね!」

まあ、喜んでるからいっか・・・って喜ぶとこか!?

「俺のことはガミさんと呼んで!」

「はい、ガミさんですね」

てか、ガミさん、自らをそのあだ名で名乗っちゃっていいわけ?


「彼はヨッシー!」

「ヨッシーさん、よろしくお願いします」

「あ・・・よろしく」

俺をリアルでヨッシーと呼ぶ人、また1人追加です・・・。


何はともあれ、とりあえず協力者を見つけた1日でした。

これでスポドリを説得し、学校に行かせることが・・・出来るとは到底思えない自分がここにいますね(本音

まあ、俺は珍しく、傍観させてもらいますよ(いつも通りじゃね?

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