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VS.ヌンチャクマン!

2009/05/20(水)


「3度目の正直」を主張する人に「2度あることは3度ある」と言いたくなるヨッシーですよ(ヒド

さて、捜索再開ってか、張り込み開始してから3日目。

予定では今日でガミさんが諦めモードになるはずですね(ぇ

てことで、あと1日頑張るぞ~!と意気込んでました。


今日は、自宅のパソコンで昨日書き込みをした掲示板を見るとこからスタート。

まあ、多分何もない・・・と思ったら反応あるし!

「書き込みあったよ」

「嘘!?」

「えっと、この前、外でギターを練習していた時・・・」

・・・この人、この前、ヌンチャクマンの情報を教えてくれたギタリストじゃん!

ナイスサポートですよ!


「この書き込みに対して、自分も見たって意見が数件あるね」

「ヨッシー、すごいよ!」

「まあ、有力情報って感じのは少ないけどね」

てか、それなりに反応があってビックリ。

まあ、前から言ってるけど、ヌンチャクは目立つもんね。


「ガミさん、これからケイさんのとこに行こう」

「うん、これなら信憑性あるよ!」

ガミさん、無駄に自信満々なんだぜ。

まあ、まだ弱いかもしれないけど、夜のパトロールを開始してくれる可能性は少なからずあるし、賭けてみましょう。

上手くいけば、うちらは今夜から張り込みしなくて済む・・・って元々張り込みする義務はないんですけどね。


そんなこんなでササッと交番に到着。

早速、説明しましょう!


・・・数分後。


「ネットなんか信用出来ないだろ」

うわ~、無理フラグ全開なんですけど(グスン

しかし、こっちには無駄に自信満々のガミさんがいます。

きっと説得してくれるはずさ!


「そうですよね。信用出来ませんよね」


うん、君に期待した俺がバカだったよ。

それより、俺が言える台詞じゃないけど、ケイさん(+同僚)、少しはやる気出してもらいたいもんです。

そんなわけで、うちらは交番を後にすることに。


「ヨッシー、今夜も公園で張り込みしようよ!」

「はいはい」

「今夜こそ、ヌンチャクマンを見つけるよ!」

そんなことを話しながら帰宅。

とりあえず、夜まで時間潰さないとですね。

てことで、ガミさん宅で、とても有意義な時間を過ごしました。


テレビ、適当に3チャンネルでもつけて、風邪で学校休んでる気分になろうぜ~。

2人だけどババ抜きやろうぜ~(俺が勝ちました

ルービックリベンジ、解けないな~。

ガミさんの料理は相変わらず美味しいな~。


よし、行くか!(時間を大切にしましょう


まあ、冒頭で書いた通り、今夜の張り込みでガミさんは諦めモードになるだろうと思いつつ、夜の公園をうろうろ~。

普通にジョギングしたいな~とか考えつつ、うろうろ~。

え、何で今日は張り込みの様子を書いてるかって?

それは・・・


「ヨッシー、ヌンチャクマンいたよ!!」


ヌンチャクマンを見つけちゃったからですよ(ぇぇ

しかも、ガミさんが大声出したせいで見つかっちゃったし。

いや、一瞬だけヌンチャクの練習をしてるだけの変な人かと思ったんですよ。

でもさ・・・


「獲物発見!!」


うわ、変なこと叫んでるよ!?

確実に例の不審者だよ!

さてさて、いきなり修羅場になっておりますが、ヌンチャクマンとの距離はそれなりにあったんで、冷静にこれからどうするべきか考えたわけですよ。

そして、3つの選択肢を出しました。


1.ガミさんを置いて逃げる。

2.ガミさんに大外刈りをかけて、転ばせた後、逃げる。

3.ガミさんならきっと勝てると勇気付けた後、逃げる。


う~ん、どれにしよう?(マテ

まあ、何を選択するかは決まってます。

とりあえず、少しだけ移動した後、大きく息を吸い込み、

「おら、ヌンチャク野郎!こっち来いよ!」


4.俺が囮になって時間稼ぎをする。


俺、ちょっとカッコイイと思いませんか!?

友を守るために俺が犠牲になってやる的な感じでさ!

だって、相手は相当太ってるし、ヌンチャクを振り回してるから、かなり足が遅いんです。

運動音痴なガミさんだと怪しいけど、こんなの俺なら簡単に逃げ切れるっての。


・・・ええ、とても余裕があって粋がってただけですね(ぉぃ


てか、自分はミステリーというか、探偵ものといった謎解きが結構好きでしてね。

1度でいいから言ってみたい台詞がたくさんあったんです。

てことで、消化していきましょう。


「お前が犯人だ!」

逃げろ逃げろ~。


「俺は初めからお前が犯人だって、わかってたんだよ」

逃げろ逃げろ~。


「俺はただ、たった1つの真実を見つけ出しただけだよ」

逃げろ逃げろ~。


うん、てか、軽く疲れてきたんで、そろそろ距離を離しましょう。

これだけ時間稼ぎしたなら、ガミさんも・・・

「ヨッシー、頑張れ!」

いや、逃げろよ!

調子に乗ってて、逃げろって言い忘れた俺も悪いけど、それでも逃げろよ!


俺があまりにも捕まらないからか、ヌンチャクマンは標的をガミさんに。

やべ、ガミさん死亡フラグなんだぜ。

でも、助けに行くとフラグが俺に移る可能性があるんで、暖かく見守りましょう(マテ


とりあえず、ヌンチャクマンが迫り、ガミさんは・・・

「来るなら来い!」

お、強気じゃん!

これはいけるかも!

・・・明らかにファイティングポーズがおかしいんだけどね。


とりあえず、どうするべきかと考えていたところ、ガミさんの背後から人影が・・・って、ケイさん!?

そのまま、ケイさんはヌンチャクマンと距離を詰めましたが、同時にヌンチャクマンの攻撃!

しかし、ケイさんはヌンチャクを軽く腕で弾いて、そのままヌンチャクマンの胸倉を掴むと、背負い投げ!

結構重そうな体型なのに、ヌンチャクマンは軽々と投げられ・・・ドン!

地面に叩きつけられて、あっさり気絶してました。

てか、ケイさんつえ~。

なんて、感心してる場合じゃなかったです。


「おまえら、何考えてるんだ!?」


ケイさん、普段から怖いんで、怒るとメチャクチャ怖いよ~(エーン

まあ、その後、ケイさんが応援を呼んで、無事にヌンチャクマンを捕まえてました。

そんで、今日は遅いからということで、俺とガミさんは家に帰されましたよ。

明日、交番まで来いと言われましたけどね。

普通に体育館裏に来いと言われた気分です・・・。


そんなわけで、ヌンチャクマンの捜索が無事、逮捕という形で終わった1日でした。

明日が、とても憂鬱ですけどね・・・。

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