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まだまだこれからの2人

2010/03/19(金)


思えば、キャッチボールとか、ほとんどやったことがないヨッシーですよ。

まあ、スポーツ全般興味がなかったってことに含まれますけど。


さて、みーちゃんとあーくんの件で、ガミさんが何か思いついたそうですからね。

何を考えてるのか、わかりませんが、付き合ってあげますか。

てことで、ガミさん宅に行きました。

そしたら、既にみーちゃんがいましてね。

何か、これから、あーくんのとこへ行くってことみたいです。


そんなわけで、ミサも含めた、みんなで行ってみたんですけどね。

とりあえず、あーくんは普通にいました。

「何?」

まあ、不満そうな感じですけど。


「これから、ボールとグローブを持って、来てくれないかな?」

・・・ぇ?

てか、ガミさんの意図がわからないんですけどね。

とりあえず、あーくんを無理やり連れて、近くの公園に行きました。


「ガミさん、何する気?」

まあ、この質問を何度かしてるんですが、今のところ、ガミさんは答えてくれてません。

でも、そろそろ答えてくれるんじゃないかと、改めて聞いてみました。

そしたら、ガミさんは笑顔を見せましてね。


「はい、みーちゃん!」

そんで、みーちゃんにグローブを渡しました。

「こういうことだよ!」

そんで、そんな風に言いましてね。


・・・って、どういうことか全然わかんないし!

当然、みーちゃんとあーくんも、キョトンとしてます。

あ、でも、ミサだけはガミさんの話を理解してるみたいです。

さすが、兄妹ってやつですかね?


とはいえ、俺はわかんないんで、聞きます。

「どういうこと?」

「会話は言葉のキャッチボールって言うでしょ?」

「ああ、そうだね」

「だから、キャッチボールをしてもらうんだよ!」


・・・いや、何が『だから』だよ!?

全く文が繋がってないし!

てことで、ツッコミどころ満載だったんですけどね。


「あーくん!」

みーちゃんはそう言うと、手をあげました。

まあ、今、ボールを持ってるのは、あーくんなので、投げてきてほしいってことでしょう。

そんで、あーくんは少し考えた後、ボールを投げましてね。

ただ、少しコースが悪かったのか、みーちゃんは取れなかったんです。


「あ、ごめん!」

「ううん、大丈夫」

みーちゃんは、そう言いながらボールを拾うと、投げ返しましてね。

ただ、それも変なとこへ行ってしまい、あーくんは取れませんでした。


まあ、俺は何やってるんだろう?と思いつつ、2人のキャッチボールを眺めてましてね。

でも、段々と慣れてきたのか、お互い、相手の取りやすいとこにボールを投げられるようになってきました。

それからは、わざと取りづらい場所に投げて、相手を動かしたりもしましてね。


そこで、ガミさんが笑いました。

「もう大丈夫そうだね」


・・・えぇ!?

まあ、一瞬驚いたんですけどね。

ガミさんの言う通り、確かに大丈夫そうなんですよ。

てか、キャッチボールって、自然と相手のことを考えて、ボールを投げます。

それが、何だか良い効果を出してるみたいです。


そんなこんなで、2人のキャッチボールは、しばらくの間、続いたんですけどね。

暗くなってきたところで、終わりになりました。

「ガミさん、グローブありがとう」

みーちゃんは、そこでグローブを返そうとしたんですけど。


「みーちゃんに、そのグローブあげるよ」

ガミさん、太っ腹なんだぜ!

とはいえ、思い返せば、ガミさん宅にボールが1個もなくて、このグローブの存在意義が感じられなかったですからね。

みーちゃんが持ってる方が良さそうです。


「じゃあ、また今度、キャッチボールしようよ!」

「うん!」

てか、みーちゃんとあーくんは仲の良い友達って感じになってます。

とりあえず、今まで通りって感じには戻ったかもですよ。


まあ、言い方は悪いですが、2人はまだ子供ですからね。

付き合うとか、そんなことを考えるより、今はこうして、友達でいた方が良さそうだと思いました。

色々な意味で、まだまだこれからの2人ですし。


そんなわけで、ガミさん、今回はしっかり解決させちゃったってことで、結構驚いてる1日でした。

まあ、ガミさんも成長したってやつですかね?

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