表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
353/390

お返しがない理由

2010/03/18(木)


ふと、ガミさんがヒロに渡したケーキ、どうなったのかな?と疑問に思ったヨッシーですよ。

てか、ケーキって長持ちしないし、全部食べたんですかね?


そんな疑問はさておき、俺が作ったクッキーについては、ミサに大好評だったんですよ。

今度、一緒に作りたいなんて話もありましたし。

てか、2人でお菓子作りとか、ほのぼのとしてて良いと思います。

・・・まあ、また死線を潜れってことなんで、ほのぼのする暇、なさそうですけど(とてもマジです


まあ、そんな不安もさておき(さておき連打中)、本題は、みーちゃんがあーくんにあげたであろう、チョコケーキです。

その後、バネが事故にあった時、ケンカしてたとか、そんな話はあったんですけどね。

結局のところ、みーちゃんがあげたケーキに対する、あーくんの反応はどうだったんだろう?と気になってたんです。

そしたら、今日、こんなことがありまして・・・。


「ヨッシーさん、相談なんですけど・・・」

まず、夕方ぐらいに、ミサがそう言いながら来たんです。

そんで、何だろ~?と思ったら、一緒にみーちゃんがいましてね。

「どうしたの?」

とりあえず、話を聞くことにしました。


まあ、経緯としてはミサから、俺と付き合うことになったってことを、みーちゃんに報告したそうです。

てか、ミサは俺のことが好きだってことを、みーちゃんにも話してたみたいです。

思い返してみれば、確かに思い当たることがありますね・・・。


そうしてミサから報告してる中で、みーちゃんの話にもなったみたいでして。

「ホワイトデーに、あーくんから、お返ししてもらえなかったそうです」

といった相談をミサにしてきたというわけです。

「あ、そうなの?」

てか、俺もチョコをもらった後、返さなかったことの方が多いんで、批判したりは出来ないんですけど(ぉぃ


とはいえ、今回のホワイトデーで俺はミサにお返しして、さらに告白までしてるわけですしね。

ミサから、そんな報告を受ければ、あーくんから何も返してもらってないということで、みーちゃんが不安になるのも無理はないかと思います。

とはいえ、その前に・・・。


「チョコケーキをあげた時、あーくんの反応はどうだった?」

ここで、この質問をしてみたんです。

そしたら、みーちゃんは少し考えてる様子を見せましてね。

「驚いてたと思うんだけど・・・」

そりゃそうだと思いつつ、まあ、何も言わないでおきますか。


「でも、それから、あーくんと上手く話せなくなっちゃって・・・」

「え?」

どういうこと?って思ったんですけどね。

何か、ギクシャクしちゃって、すぐケンカになっちゃうとのことです。

まあ、何でそんなことになってんのかな?と疑問に思ってたんですけど。


とそこで、病院に行ってたらしい、ガミさんが来たんです。

てか、ヒロが映画の撮影に行ってるってことで、暇してるようですね。

とはいえ、ガミさんは色々と引っ掻き回してくるんで、いない方が良いんですけど(ヒド

まあ、とりあえずは色々と経緯なんかを話しました。

そんで、ガミさんも話に参加出来る状態になりましてね。


「だったら、みんなで、あーくんに直接聞けば良いんだよ!」

いつも通り、イケイケなことを言ってます。

てか、それが出来ないから、相談に来てるんだろ!

といったことを伝えましてね。

「ああ、そうだね・・・」

ガミさんはわかってくれました。


「じゃあ、僕とヨッシーで、あーくんに話を聞きに行こうよ!」

やっぱり、わかってないようです・・・。

とはいえ、その前の提案に比べれば、大分良くなってますからね。

この提案で良いような錯覚を持っちゃうんです。

てか、何か提案とか説得をする時、最初に無茶なことを言うと、その後の本題をすんなり聞いてもらえる可能性が高まるかもですよ(ガミさんから学ぶ説得術


そんなわけで、俺とガミさんの2人で、あーくんに会いに行きましてね。

てか、こういう時にちゃっかり会いに行けるってのがすごいです。

てことで、普通にあーくんと会えまして、早速話をしてみます。

「あーくん、何でみーちゃんに、ホワイトデーのお返ししなかったの?」

お、今日もガミさんは、ど真ん中のストレートから攻めますね。

まあ、何度言っても変わらないんで、さすがにスルーします。


「その・・・」

ついでに、あーくんは話してくれるみたいですし、ヨシとします。

「あんなにすごいのをもらって、何を返せば良いのかわからなくて・・・」

とのことです。

まあ、軽く予想通りですね。

ついでに、あーくんを見てて感じたこともありまして。


とりあえず、みーちゃんがあーくんのことを好きだってのは知ってます。

でも、それだけでなく、あーくんもみーちゃんのことが好きみたいです。

ただ、この前のバレンタインで、そんなみーちゃんの気持ちをはっきりと感じたみたいです。

てか、ガミさんが手伝ったことにより、どう考えても豪華過ぎる贈り物になってましたからね。

今思えば、そこまで力を入れずに、むしろミサの鋼鉄チョコを何とかしてほしかったですよ(ぇ

まあ、でも、あーくんはそれで照れてしまったというか、みーちゃんと、どう接しようか迷ってるみたいです。

それで、ギクシャクした感じになってるってわけですね。


といったことがわかり、うちらは帰ることにしました。

「上手く言えないけど、微妙にすれ違ってるだけみたいだし、単純に今まで通りって感じになれば・・・」

「良いこと考えた!」

「え?」

てか、ガミさん、俺の話を聞いてないし。


まあ、今日は遅いからってことで、明日、何かをするつもりみたいですよ。

てことで、いつもの流れからすると、また場を引っ掻き回して、俺がフォローすることになるんだろうな・・・と思った1日でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ