初デートみたいです
2010/03/16(火)
てか、彼女が出来て、就職先も決まって、軽くリア充になってきたヨッシーですよ(爆発しろ!
てことで、今はこの幸せ一杯の生活を楽しみましょう。
「ヨッシーさん、今日は時間空いてますか?」
そんなわけで、ミサが来ましてね。
普通に今日は暇なんで、遊びに行くことにします。
てことで、外に出たんですけど。
「・・・緊張しますね」
「ん?」
「その、ヨッシーさんと初デートなので・・・」
・・・ぇ?
いや、今までも散々2人で出かけてたわけだし、それも十分デートだったと思うんですけど?
まあ、付き合い始めてから、初めてのデートって意味なのかもしれませんね。
「私、デートなんてしたことがないので、何をすれば良いのかわからないんですけど・・・」
俺の予測は外れてるみたいです・・・。
とはいえ、そういう解釈なら、それも良いかなってことで、合わせますか。
「てか、どこに行く?」
「そうですね・・・」
ミサは少しだけ考えましてね。
「じゃあ、喫茶店に行きたいです」
「・・・え?」
まあ、せっかくの初デートってことなんだし、もっと豪華なとこにすれば良いのにとは思ったんですけど。
ミサがそう言うならってことで、喫茶店に行きました。
そういえば、学校が終わったからか、平日なのに学生っぽい人もいましたよ。
てことで、とりあえず飲み物を買って、適当なとこに座りましてね。
「今日、お兄ちゃんはヒロさんの両親に会いに行ってるんです」
「あ、そうなんだ?」
どうやら、結婚の挨拶ってことみたいです。
「でも、お兄ちゃん、幸せそうで良かったです」
「そうだね」
てか、ミサは少し前、ガミさんに彼女が出来たって知った時は寂しがってました。
だけど、今はそんなこともないようです。
まあ、今は俺がそばにいますからね~!(調子に乗るな
とそこで気付きました。
「喫茶店に行こうって言ったのはガミさんとヒロがよく喫茶店に行ってるから?」
「あ、はい・・・」
こういうところはお兄ちゃん子というか、ガミさんがやってることは率先して自分もやろうって感じですよね。
とそこで、ミサは軽く笑いましてね。
「少しずつでも、夢を叶えていきたいですから・・・」
そう言いながら、ミサは手首につけたミサンガに目をやりました。
・・・ということは、そういうことですかね?
「もしかして、俺と付き合えるようになりたいとか、そんなことをミサンガに願ったの?」
「え?」
まあ、一瞬、図星かなと思ったんですけど。
「私が願ったのは、その先で、まだ途中なんですけど・・・」
「途中?」
「あ、何でもないです!」
・・・あれ、結婚を夢見てません?(気付いちゃった?
えっと、どうしようかな~と思いつつ・・・。
うん、ここは鈍感な振りをしてスルーしましょう(マテ
俺、アッキーから鈍感って言われ続けてるし、全く問題ないですよ(その考えに問題があるかと
「でも、ヨッシーさんの都合で良いですから。私はいつまでも待ってます」
・・・って、俺がミサの気持ちに気付いてることが気付かれてる!?
てか、ミサは俺の心を読む能力でも身に付けてるんですかね・・・?
「まあ、就職先は一応決まったし、ちゃんと自立は出来るようにするよ」
とはいえ、それだけは言ってみました。
まあ、この先どうなるかはわかんないんで、無責任な発言だった気もしますけど。
その後、話の流れで、過去を振り返るような感じの話になりましてね。
思えば、ミサとの出会いはインパクトがあった気がします。
とりあえず、いきなりヨッシーさんと呼ばれて、軽く驚いたというか、困りましたし。
てか、ガミさんに匹敵するぐらい、変わった子だな~って感じでした。
でも、今思えば、出会った当初から気になる存在になってたわけで、ちゃっかりフラグが立ってたのかもですね。
「てか、思ったんだけど、俺のこと、さん付けにしなくて良いんじゃないかな?ついでに敬語も使わなくて良いと思うし」
ヨッシーさんって、馴れ馴れしいのか、謙虚なのかわかりづらい呼び名が、当初から変わってない形ですからね。
交際をスタートしたという、このタイミングで変えてもらおうかなと思ったんです。
そしたら、ミサは困った様子を見せましてね。
「じゃあ、ヨ、ヨッ・・・やっぱり恥ずかしいです!」
・・・いや、何が恥ずかしいのかわかんないし!
むしろ、ヨッシーって呼ばれてる俺の方が恥ずかしいよ!(今更だけど
「まあ、無理しなくて良いよ」
「ヨッシーさん、ごめんなさい・・・」
てか、ヨッシーさんって呼ぶのは恥ずかしくないんかい!?
「でも、そのうち、変えるようにします。いつか、ヨ・・・でも、恥ずかしいです!」
「あ、てか、俺もいきなり呼び方変えられたら困るし、そのうちで良いよ~」
てことで、多分、俺の呼び名、いつまでも変わらないんだろうなと思った1日でした。
まあ、別に良いですけど・・・。