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変わること

2010/02/26(金)


フォークソングの曲集を買って、練習を始めてみたヨッシーですよ。

てか、意外に最近の曲よりも知ってる曲が多いんで、色々と練習したい曲が見つかりそうですよ。

てことで、何をやろうかな~?と考えてたんです。

あ、それ以前にやることがあるだろって感じなんですけどね。


昨日、ケイさんが色々と話してたことについて、バネに話を聞こうとはしたんですよ。

まあ、ガミさんと一緒にって感じだったんですけど。

そしたら、またバネがいないといういつものパターンになりましてね。

てか、ガミさんが一緒だと、バネに会えないフラグが立つっぽいです。


そんなわけで、冒頭に書いた通り、ギターを練習してたんです。

とそこで、バネから電話がかかってきたんですよ。

てことで出ましてね。

何か、今夜もバネの家で宅飲みしようって話みたいです。

それで、アッキーも呼びたいそうですが、連絡先を聞き忘れたらしく、俺から呼んでほしいと。

とりあえず、バネ、やっぱりアッキーが好きなんじゃんとツッコミを入れつつ、これはチャンスと思いましてね。


「ガミさんも呼んで良い?」

まあ、ガミさんは体調的な問題もあって、酒が飲めないわけですが、バネはソフトドリンクのカクテルも作れますからね。

それより、つまみって感じのものを、ガミさんが作ってご馳走すれば、きっとバネからガミさんに対する評価が上がり、仲良くなれるでしょうし。


てことで、バネとの電話を切った後、ガミさんに話をしに行ったんです。

「ごめん、今夜はヒロの両親に会いに行くから・・・」

って、行けないのかよ!?

マジでガミさんとバネって縁がないみたいです・・・。


てことで諦めつつ、アッキーに連絡しましてね。

アッキーの方は都合が良いようです。

そんなわけで、夜、バネの家に集合することになりました。


・・・てか、ガミさん、ヒロの親に会いに行くってどういうこと!?(ツッコミ遅いよ

とまあ、気になったんですけど、今はバネの問題もあるし、後で聞くことにします。

そんなわけで、夕方ぐらいにガミさんは行っちゃいました。


その後、夜になり、アッキーが来ましてね。

バネも家に戻ったんで、宅飲みを開始しましたよ。

「てか、ガミさんがヒロの親に・・・」

まあ、話のネタとして、普通にガミさんのことを言っちゃいます(ヒド

そしたら、普通に話が盛り上がりましてね。


「もしかしたら、結婚の挨拶とかかもよ?」

「娘さんを僕に下さい的な?てか、それだと超スピード結婚じゃん」

「でも、私の知り合いで、告白と同時にプロポーズされて、その後すぐ両親への挨拶までしてもらった人がいるよ?」

「交際0で結婚かよ?そんなの考えられねえな」


とまあ、勝手な話をしてたんですけどね。

何か、つまみがほしいって話になり、3人で近くのコンビニへ行ったんですよ。

てか、最近はスーパーに行くことが多いんで、コンビニに来るのは久しぶりになります。


そんで、適当にお菓子なんかを買いましてね。

コンビニを出たとこで、ふと気になることがあったんです。

まあ、夜遅くにも関わらず、小学生ぐらいの子がたむろってたんですよ。

とはいえ、特に気にすることなく、スルーしようとしたんですけど。


「エース?」

その中に、知った顔がいましてね。

レミさんのとこにいる、将来は裏の世界で活躍したいらしい、あの子ですよ。


「あ・・・」

向こうは俺を見て、何か気まずそうでしてね。

「何やってんだよ?みんな、心配してんじゃないの?」

とりあえず、注意しました。


「えっと・・・」

まあ、エースの様子を見る限り、今悪いことをしてるって自覚はあるようです。

「おい、今日から俺達は仲間だろ?」

「早速、裏切るのかよ?」

そしたら、他の子がそんな風に言いましてね。


・・・どうやら、エースは悪い感じのグループに、入らされてるようです。

てことで、何とかしてあげたいとこですが、面倒な感じですね。

そんなわけで、困ってたんですけど。


「仲間ってのは勝手に集まるもんだ。無理やり引き入れるようじゃ、仲間じゃねえよ」

バネがそんなことを言ったんです。

そしたら、子供達は驚いた様子を見せましてね。

「バネさん?」

「あ、はい、わかりました!」


・・・え?

てか、子供達は有名人にでも会ってるかのような態度です。

そんで、バネが注意をすると、エースを残して行っちゃいました。

まあ、俺は昨日、ケイさんが話してたことを思い返しながら、複雑な気分になっちゃいました。


「ヨッシー、その子を送ってってやれよ」

「あ、そうだね」

とはいえ、今はバネを追及出来ませんでしたけど。

とりあえず、エースをレミさんとこまで送らないとですし。


てことで、俺1人でエースを送ることになりましてね。

「ごめんなさい・・・」

途中、エースは、そんな風に言いました。

「別に巻き込まれた感じでしょ?ちゃんと理由ってか経緯を話せば、レミさんもわかってくれるよ」

俺としては、大した問題とも思ってないんで、これぐらいの話で良いと思うんです。

ただ、エースは困った様子でしてね。


「裏の世界で活躍するためには、力が必要だと思って、あいつらはケンカも強いし、一緒にいれば何か学べると思って・・・」

てか、話を聞いたところ、エースにも非がありそうです。

とりあえず、考えを誤ってる気もするんで、注意してみますか。


「本当の強さって、力だけじゃないでしょ」

「え?」

「頭が良くないと、出来ることは随分と限られちゃうよ。何をするにも知識は必要になるしさ。そんで、知識を頭に詰め込むってことなら、若いうちじゃないと出来ないと思うし」

「そうかな?」

「てか、裏の世界で、頭を使って活躍するってのも、かっこ良くない?」


はい、もはや注意にもなってないし、ずれてる気がしますが、スルーですよ(ぉぃ

何だかんだで、俺もエースが憧れてること、ちょっとは良いな~って思ってますしね。

そんで、軽く応援してみたい気持ちもありますし。

「だから、今は悪い連中なんかと付き合うより、とにかく勉強を頑張りなよ。学校の勉強は将来の役に立たないなんて言うけど、覚えて損なことなんてないんだしさ」

でも、ちゃっかり、勉強頑張れ~って流れに持って行けましたよ(ヤッタネ!


あと、ついでに聞いてみますか。

「てか、俺、さっきいたバネと中学時代の同級生なんだよ」

「そうなの?」

「まあ、久しぶりに会ったから今のバネはあまりよく知らないんだけど、有名人なの?」

エースからどれだけのことが聞けるかわかりませんが、今はとにかく情報がほしいですからね。


「俺もよく知らないけど、すごい人だって聞いたよ。今は仲間を集めて、何かしようとしてるみたいで・・・」

てか、エースの話、ケイさんが言ってたのと同じです。

とりあえず、バネが人を集めてるようで、その情報が色々なところに広まってるようです。

思えば、エースみたいな小学生のとこにも話が来てるってことですもんね。

結構、大きな話になってるっぽいです。


そんなこんなでレミさんとこに着きました。

「もう、心配したんだよ!?」

レミさんは軽く怒ってるみたいです。

まあ、エースのことを大切に思ってるからこそですかね。


「一応、自分から注意はしましたし、巻き込まれたようなとこもあるので、あまり言わないであげて下さい」

とはいえ、軽く助けてあげましたけど。

まあ、俺の役目は終わったし、帰りますかね。


「あ、待って!」

そこで、エースから呼び止められました。

「何?」

「今思い出したんだけど、さっきの人、この前いた人に似てたよ」

「え?」


軽く忘れてたんですが、この前、エースがこの近くで不審者を見たって言ってました。

その不審者がバネに似てたとのことです。

まあ、不審者はサングラスをかけてて、顔をしっかり見れなかったわけで、確信は持てないみたいですけどね。


バネ、何をしようとしてるかわからないわけだし、こういった話が案外重要なのかもしれません。

てことで、記憶にとどめておきますかね。

まあ、今日はこの後、バネのとこに戻ったんですけど、結局、追及したりってことは出来ませんでした。


てか、本人に聞いたわけじゃないですが、今のバネは結構変わってるのかな?なんて思った1日でした。

まあ、10年も経てば、変わるとは思いますけど・・・。

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