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カラオケに行こう

2010/02/21(日)


昨夜はいつの間にか寝てたヨッシーですよ。

てことで、ミサとアッキーも含め、みんなバネの家に泊まっちゃったんですけどね。


昼ぐらいに起きて、また雑談をしたりしてたんですよ。

「皆さん、良かったらどこか行きませんか?」

そしたら、ミサがそんな提案をしたんです。

てか、ミサがこんな風にみんなを誘うのって、珍しい気がします。

「だったら、カラオケ行こうよ!」

そこで、アッキーからそんな提案がありましてね。


てか、普通に賛成と思ったんですけど。

「ミサ、歌ったりしないんだよね?」

「あ、そうですけど、構わないですよ」

まあ、前にミサと2人で行った時は、俺しか歌わないってことで軽いソロライブになっちゃいましたが、今回はバネとアッキーもいますしね。


てことで、4人でカラオケに行きました。

ちなみに、ガミさんなんかも誘おうとしたんですが、今日もいなかったんで、諦めましたよ。

てか、ガミさんはホント、ヒロとベッタリって感じですね。

ミサが寂しがるのもわかる気がします。


そんなわけで、ミサを除いた3人で歌ってたんですけどね。

「せっかくだから、ミサも歌ってみなよ!」

昨日と似たような展開になってますが、アッキーからそんな提案があり、半ば無理やりって感じになりつつ、ミサも歌うことになりました。


「最近の曲、知らないんですけど・・・」

「そんなのうちらもだし、ミサが知ってる曲を歌いなよ」

まあ、そんなアドバイスをしましてね。

ミサはフォークソングを入れてました・・・って、古過ぎるし!


でも、ミサ、普通に歌は上手でしたよ。

丁寧に歌う感じなんで、聞いてて安心しますし。

フォークソングだと、そんなミサの良さが出て、すごい合ってます。

まあ、歌い終わった後は恥ずかしそうにしてましたけどね。


話を聞いたところ、フォークソングが好きな父親の影響でミサも好きになったそうです。

てことで、その後もミサはフォークソングを入れてましたよ。

てか、フォークソングってギターの練習曲として、結構良いかもしれないです。

基礎なんかが学べそうですしね。

そんなわけで今度はフォークソングの曲集を買おうかなと思ったり。


まあ、何時間か歌って、カラオケは出たんですけどね。

ミサは明日、大学があるってことで、帰るみたいです。

なので、みんなで駅まで送ることになりました。


てか、普通にスルーしてますが、昨夜、ミサから告白されたわけだし、答えないといけないですよね。

とはいえ、どう言おうかなと迷っちゃいまして・・・。

相変わらず、恋愛は苦手分野みたいです・・・。

でも、とにかく何か言いましょう。


「昨日、ミサが言ってたことなんだけど・・・」

「私、何か言いましたか?」

・・・え?

てか、覚えてないのかよ!?


とはいえ、だったら丁度良いかなと、結局何も言わないことにしました。

「じゃあ、またね」

「はい、また来ます。アッキーさんもバネさんもありがとうございました」

てことでミサと別れましてね。


「何で、何も言わなかったの?」

「俺らの前じゃ言いづれえってことなら、どっか行ったのに」

アッキーとバネから、そんなことを言われました。

まあ、俺もわかってるんですけどね。


「いや、俺で良いのかなって思ってさ」

「え?」

「だって、俺は今、仕事も何もしてないし・・・でも、ミサは大学で結構成績良いみたいだし」

もう、両思いだから付き合うって言えるような歳じゃないというか、そもそも、俺とミサって、どうなんだろう?って思ったんです。

そしたら、ミサに思いを伝えるのも、あれかなと考えまして・・・。


そんなことを話したら、バネが笑いましてね。

「だったら、仕事始めろよ」

「そんな簡単に言われても・・・」

てことで、就職についても色々と話したんです。

良いとこが見つからないとか、だからって父さんの力は借りたくないとかですけどね。


「自分の置かれた立場を理解して、それに乗っかれば良いんじゃねえの?」

そしたら、バネからそんなことを言われました。

「どうやろうが結局、ヨッシーは社長の息子なんだろ?だったら、それによる利点も欠点も受け入れろよ」

周りから気を使われようと、父さんの力を借りろって、バネは言いたいみたいです。

まあ、バネの意見、正論な気もします。


でも、変な意地があるというか、その通りには出来ないな~と思った1日でした。

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