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受験生ガンバ!

2010/02/16(火)


今日は早起きだったヨッシーですよ。

まあ、何でかと言いますと、

「ヨッシー、起きてよ!」

って感じにガミさんが来まして、起こされたからです・・・。


てか、何だよ~?って感じにややギレだったんですけどね。

「今日、高校受験だよ!アップルとスポドリの応援に行かないと!」

てことだそうです。


とりあえず、なぜ今日が高校受験だと知ってるのかって疑問と、応援に行く必要はないだろって確信を持ちつつ、しょうがないんで付き合ってあげますか。

そんなわけで、すぐに着替えて、外に出ましてね。

てか、普通に寒いし・・・。

ガミさん、風邪に気を付けないといけないんだし、家でじっとしてようぜ~。


そんなことも思いつつ、スポドリの家に到着しましてね。

そこにはアップルもいました。

まあ、うちらが来るなんて思ってなかっただろうし、サプライズでしょうね。


「本当に来てくれたんですね」

「うん、だって約束したじゃん!」

・・・って、約束してたのかよ!?

てか、話を聞いたところ、この前、舞台を見に来てくれた時に、ガミさんから提案したみたいですね。

舞台に出るってことで一杯一杯だった俺をよそに、ガミさん、何やってんだよ?って感じです。

ついでに、あらかじめ決まってたんなら、今朝じゃなくて、もっと前に教えてくれよ。


とはいえ、せっかく早起きもしたわけですしね。

「ここまで勉強してきたこと、絶対に無駄じゃないし、自然と結果はついてくるから、気楽にやりなよ」

そんな応援の言葉をかけましたよ。

「はい、わかりました!」

そしたら、2人とも良い返事を返してくれました。


その後、2人を駅まで送りましてね。

前にも聞いたかもしれませんが、2人は同じ高校を受けるってことで、一緒に行くようです。

てか、当初は決して仲が良いとは言えない2人だったのに、今は同じ高校を目指すほど、仲良くなったんですね。


そんなこんなで、駅に着きました。

「落とし物とかないようにね!あと、地面が凍ってて滑りやすくなってるところもあるから・・・」

ガミさん、普通に落ちるとか滑るとか言ってるけど、悪気はないようだし、スルーしてあげます。

幸い、スポドリもアップルも気にしてないみたいですし。

とはいえ、2人とも頑張ってほしいですね!


「ヨッシー?」

とそこで、聞き覚えのある声が・・・。

「朝からヨッシーに会うなんて最悪。これで落ちたらヨッシーのせいだから」

はい、何かメチャクチャなことを言ってるルリが登場です。

そういえば、ルリも受験生でしたね。


てことで、いつも通り、軽い口ゲンカになったんですけど。

「てか、遅刻したら大変だし、そろそろ行けよ」

そんなことを言って、3人とも行かせましたよ。

まあ、同じ受験生なわけだし、3人で励まし合ってくれると良いですね。


「え、あんたも同じとこ受けるの?あんたと同級生になりたくないから、落ちてよ」

「は!?だったらおまえが落ちろよ!」

「落ちるなんて言わないで、みんなで頑張ろうよ~」


・・・うん、何かルリも同じ高校を受けるってことで、仲良くやってますね(おまえの目は節穴か?

それにしても、スポドリとルリ、何であんなに仲が悪いんでしょうね・・・?


とまあ、気になることはありつつ、無事に見送りは終わったんで、帰ることにしますか。

「みんな、合格してくれると良いね!」

てか、ガミさんは心臓の病気があったりで、まともに受験とかやったことがないようです。

だから、スポドリ達の応援を人一倍してるんでしょうね。


ついでに、俺もやる気がなかったり何だりで、受験は上手くいかなかった口ですからね。

ガミさんほどではないけど、みんな合格って感じになってくれると嬉しいなと思った1日でした。


まあ、スポドリとルリが同級生になったら、さらにケンカがエスカレートしそうなんですけどね。

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