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いよいよ手術

2009/05/01(金)


五月病にならないコツは、初めからやる気を持たないことだと思うヨッシーですよ(イヤマテ

てことで、気付けば5月ですね。


さてさて、今日はみーちゃんが手術を受ける日です。

でも昨日、小さいとはいえ、勇気を与えたし、安心だよね。

・・・うん、ガミさんに釣られて勇気って言いまくってるけど、冷静に考えると、やっぱりおかしいよ。

まあ、考えないことにしましょう。


「みーちゃん、こんにちは!」

ガミさん、いつもながらテンション高いな~。

「あ・・・うん」

てか、みーちゃんのテンション低いし!?


やっぱり、うちらが昨日したことは無駄だったわけですね・・・。

小さな勇気なんかじゃ、手術の恐怖は克服出来ないというわけです。

さて、どうしよう?

そんな迷いを持った俺に、ガミさんが答えを示してくれました。


「み、みーちゃん・・・ファイト」


俺は、もう2度とエールなんて送らねえからな!

まあ、上手く話の流れで元気を与えられれば・・・。


「みーちゃん?」

「昨日、励ましてもらったのにごめん」

泣きそうな表情のみーちゃん。


「み、みーちゃん・・・ファイト」

こんな状況でも相変わらずのガミさんに、今日はちょっとだけカチンときちゃいまして・・・。

「ガミさん、そればっかじゃん!てか、何で裏声になるわけ!?」

「いや、緊張して・・・」

「じゃあ、エール送るとか無謀なことするなよ!」

「ヨッシーがやってくれないから・・・」

「俺のせいかよ!?」


そんなやり取りをしていたら、いつの間にか、みーちゃんが笑ってました。

「ヨッシーとガミさん、仲がいいね」

「・・・ぇ?」

これ、仲がいいと言えるのでしょうか?

ただ、みーちゃんの言葉にガミさんは笑顔を見せました。

「うん、だって僕とヨッシーは友達・・・いや、親友だもん!」

いや、俺の許可を取ってから親友になって下さい・・・。

でも、みーちゃんは何だか元気を取り戻したみたいだし、結果オーライですね。


その後、みーちゃんが手術を受けるということで、俺とガミさんはみーちゃんの両親とともに待つことに。

手術をしてる間、ガミさんはうろうろ・・・。

うろうろ・・・。

うろうろ・・・って目障りだよ!


みーちゃんの両親はずっと祈るように手を組んでました。

俺はというと、なるようにしかならないしな~と、ただ待つことに(クールにいきましょう

てか、ガミさん、27本もミサンガ付けてるんだから、そのうちの1本ぐらい、みーちゃんの手術が上手くいくようにって願い込めてないのかな?

と、無駄なことも考えつつ・・・てか、手術長いよ。

多少は予想してましたが、結構な大手術だったみたいで、大分待たされた気がしました。


そんなこんなで、ようやく手術が終わり、医者が出て来ました。

お、こんな光景、ドラマなんかで見たことあるよ!とちょっと感動(軽く不謹慎

「みーちゃんは!?」

医者に駆け寄るガミさん。

いや、そこは両親が聞くとこだろ!


まあ、ガミさんの質問の答えは・・・


「手術は上手くいきました」


うん、こんな時、どう感じるべきなんでしょう?

とりあえず、嬉しかったんですけど、やっぱり知り合ってから少ししか経ってないし、軽く他人事って感じの部分もありまして・・・。

自分は今ひとつ、感情が込み上げて来ない感じと言うんですかね・・・。


ただ、当たり前だろうけど、みーちゃんの両親は安心したような表情でした。

一方、ガミさんは・・・号泣してる!?

人前で泣くとかは、さすがに出来ないよ・・・。

あ、てか、ガミさんに釣られて、みーちゃんの両親も泣き出しちゃったし。


・・・俺、場違いな気がしてきたんだぜ(どうしよ?


まあ、この日、みーちゃんは麻酔で寝たままだったんで、寝顔だけ軽く見て、帰りました。

病院を出る時も、ガミさんは泣いたまま。

てか、大の大人が号泣してるって、あまり見ない光景だよね・・・。

おかげで、とても注目されましたよ。

というより、普通に悲しいことがあって泣いてるように見えるから、泣き止めよとも思いましたが、結局、ガミさんは家に着くまで、ずっと泣いてました。

まあ、涙もろい性格なんだろうね(ちょっと違くない?


何はともあれ、みーちゃんの手術が上手くいった1日でした!

てか、昨日今日と普通に疲れてんだから、ブログ書いてないで、早く寝ろよ俺・・・。

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